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アメリカンフットボール部PANTHERSが9度目の日本一に!|立命館大学 SPORTS&CULTURE
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12月15日(日)、阪神甲子園球場にて全日本大学アメリカンフットボール選手権決勝「甲子園ボウル」が開催され、立命館大学アメリカンフットボール部PANTHERSは法政大学ORANGEとの激闘を制し、45-35で日本一の栄冠に輝きました。
PANTHERSの日本一を後押ししようと、多くの学生・父母・校友・教職員らが甲子園に駆けつけ、立命館大学の1塁側応援スタンドはえんじ一色に染まりました。大歓声のエールを受けて、入場したPANTHERSの選手たち。彼らの顔には、日本一を成し遂げに来た気迫と自信がみなぎっていました。PANTHERSと応援する立命館関係者が一体となり、歴史をつくる試合が始まりました。
試合は甲子園ボウルにふさわしく、東西の両雄がプライドをかけ、互いに一歩も譲らぬ白熱した試合となりました。
開始早々、電光石火のランを見せ、主将のRB山嵜大央選手(経済学部・4回生)がタッチダウンを決めて先制。さらにQB竹田剛選手(経済学部・3回生)からWR木下亮介選手(経営学部・3回生)へのパスが通ってタッチダウンを決め、14-0とリードを奪いました。PANTHERSが誇る強力なオフェンスが法政大学に襲いかかり、序盤にリードを奪う理想的な展開になりました。しかし、第1クオーター終了間際に法政大学もダッチダウンを決めて14-7に。法政大学も序盤の大量リードは許しません。
第2クオーターに入り、RB蓑部雄望選手(スポーツ健康科学部・2回生)と木下選手のタッチダウン、K横井晃生選手(経済学部・3回生)のフィールドゴールで得点を重ねるも、法政大学も2本のタッチダウンを決め、両者譲らぬ展開のまま31-21で前半を折り返しました。
後半に入っても、一進一退の攻防は続きました。第3クオーターに竹田選手からWR大野光貴選手(政策科学部・4回生)へのパスが通り、タッチダウンを決めて38-21とリードするも、その後、法政大学に2本のタッチダウンを決められ、38-35に詰め寄られてしまいました。
法政大学に流れが傾きかけたその時、日本一を信じて疑わない立命館関係者の大声援が送られ、PANTHERSを鼓舞しました。苦しい時にこそ、声援を力に変え、前へ前へとぶつかり、突き進むPANTHERS。そして、最終第4クオーターも残り4分を切ったところで、WR仙石大選手(情報理工学部・3回生)が流れを大きく引き寄せる値千金のタッチダウンを決め、45-35とリードを広げました。PANTHERSはその後も攻めの姿勢を崩さず、追いすがる法政大学を振り切りました。9年間、待ちに待った歓喜の瞬間、PANTHERSの選手たちは両手を天高くつき上げ、互いに抱擁し、ともに日本一の頂まで歩んできた仲間たちとその喜びを分かち合いました。
なお、試合後に行われた表彰式では、甲子園ボウル最優秀選手に選ばれた主将の山嵜選手に年間最優秀選手の証「チャック・ミルズ杯」が贈られました。誰よりもチームを鼓舞し、自身を鼓舞してきたPANTHERSの主将に、スタンドからは惜しみない拍手が送られました。
たくさんのみなさまの支え、ご声援が力となり、PANTHERSは日本一という大きな目標を成し遂げることができました。誠にありがとうございました。
PANTHERSがそうであったように、立命館は今後も一人一人の個性を生かしながら、力をひとつに未来を創造する挑戦を続け、困難があろうとも、前へ前へと進んでまいります。