2024年12月1日(日)11時から京都ガーデンパレスにおいて、出版立命会が総会を開催しました(参加者43名)。
大垣守弘副会長(‘82年経営)の司会進行で開会し、山岡景一郎会長(‘53年経済)が開会の挨拶を述べました。挨拶の中で山岡会長は、出版に関わる校友同士の交流需要に応えるべく出版立命会を設立したことと併せて、「今次総会を機に、大垣副会長に会長を担ってもらい、出版立命会をもう一度盛り立ててもらいたい」と新体制に向けた期待を述べました。
次に、立命館大学校友会の門川大作会長 前京都市長(‘74年法)が登壇され、「~立命館大学で学び、半世紀~『立命館とともに発展する京都の文化、教育、大学生、そして未来』」というテーマで講演されました。講演の中で門川会長は、京都市の職員として京都の子どもたちが教育を通じて人生を切り拓いていけるよう邁進してきたこと、母校立命館大学とも連携しながら大学コンソーシアム京都の設立に尽力したこと、そして4期16年間にわたる京都市長時代を振り返り、文化を基軸に都市機能と自然が共生する持続可能なまちづくりに邁進してきたことについて、文化庁の京都移転、京都市立芸術大学の京都駅東部エリアへの移転と高瀬川流域整備など文化芸術と若者を基軸としたまちづくり等、具体的な事例を挙げながら説明されました。講演を受けて、長きにわたり厳しい課題と切り結んで来られた門川会長に対し、あらためて感謝と称賛の意を込めて参加者一同大きな拍手を送りました。
続いて、懇親会となり、校友の岐阜市会議員である和田直也氏(‘04年法)が「地方創生の基盤は地元の書店の活性化である」と出版文化の重要性を述べつつ、声高らかに乾杯を発声され、開宴となりました。コロナ禍を経て8年ぶりの総会ということも相俟って、久しぶりの再会を楽しみつつ、業界に関することなど、活発な交流が展開されました。
宴もたけなわとなったころ、洞本昌男副会長(‘62年経営)が挨拶を行い、参加者全員で校歌を斉唱し、中締めとなりました。
なお、校友会事務局からは、総務部次長の大場が参加しました。