11月23日(土・祝)16時30分からホテルアベストグランデ高槻において、高槻島本校友会が総会を開催しました(参加者52名)。
第一部の総会は、永田暢副会長(‘92年法)の司会進行で開会し、入谷治夫会長(‘73年理工)が挨拶を行い、役員紹介、事業報告、決算報告、および会計監査報告等の総会議事を行い、全て拍手で承認されました。
第二部の講演会は、立命館大学グローバル教養学部の山岸典子教授が、「『感謝』がカギ!?~心理学的視点で考えるモチベーション・マネジメント~」というテーマで講演されました。講演の中で山岸教授は、「感謝日記」(日常生活で起こる様々な出来事や、その対象となる人々に感謝したことを振り返り記録するもの)を2週間書いた群と書かなかった群との比較データを提示されながら、前者は3ヶ月にわたって学習モチベーションが有意に向上することを紹介され、「感謝すること」の重要性を論理的に説明されました。参加者は人とコミュニケーションをしていく上で感謝の重要性は認識しながらも、今回の講演を通じて感謝が有する具体的な効力について知り得て、あらためてその重要性を認識していました。
第三部の懇親会は、五十嵐秀城幹事(‘90年法)が司会進行。初めに校歌を斉唱し、来賓の紹介後、入谷会長が挨拶を行いました。挨拶の中で入谷会長は来年度設立20周年を迎える同会の記念事業について触れ、「今後役員会で検討し、会員の意見も伺いながら進めていきたい。一層のご支援とご協力をお願いしたい」と述べました。続いて野口義文立命館大学副学長が登壇され、R2030チャレンジ・デザインの大きな柱である「次世代研究大学」を目指す立命館大学が研究を推進していく上で、研究者の重要性はもとより、大学院生のそれにも触れて、その大学院生の数が約4,000名と厚い層になってきていることや、研究活動への学費の依存度を抑えるべく外部資金の獲得・活用状況についてご報告されました。次に、校友会事務局から参加した学校法人立命館総務部次長の大場茂生(‘89年法)が、各キャンパスの近況と学生の活躍状況について報告するとともに、2025年10月18日(土)に国立京都国際会館で開催予定の「立命館創始155年・学園創立125周年式典」への参加案内をし、乾杯へと移行しました。阿部信治大阪校友会幹事長(‘94年産社)による「本日11月23日は立命館大学校友会が京都円山公園の料亭で発足した記念日にあたります。記念すべき日に開催された高槻島本校友会総会が盛大且つ有意義なものになりますことを祈念して乾杯」と声高らかに発声され、開宴となりました。活発な交流の中、初参加の校友6名によるスピーチや、立命館大学マンドリンクラブの演奏が行われました。最後は、参加者全員で応援歌グレーター立命を斉唱し、ご来賓の関西学院、関西大学、同志社大学の校友会代表者に対し、エールを贈り、永井孝夫副会長(‘73年産社)の挨拶で中締めとなりました。
なお、事務局からは総務部次長の大場茂生が参加しました。