10月4日(金)、パリ2024オリンピック競技大会セーリング競技の混合ディンギー種目470級で銀メダルを獲得した吉岡美帆選手(2014年経済学部卒)の祝賀会を開催。森島朋三理事長・仲谷善雄学長・門川大作校友会長ら多くの大学関係者が集まり、吉岡選手の偉業をお祝いしました。
吉岡美帆選手 森島朋三理事長
吉岡選手は、パートナーの岡田奎樹選手とともに8月に開催されたパリ・オリンピックに出場。上位10艇による最終レースでは、風を読んだ戦略が奏功し、3位でフィニッシュ。スペインを逆転して総合2位となり、見事銀メダルを手にしました。セーリング競技でのメダル獲得は、日本勢としては2004年のアテネ・オリンピック以来、20年ぶりとなる快挙であり、日本のセーリング史に新たな1ページを刻みました。
吉岡選手は、「3度目のオリンピックでようやく銀メダルを獲得でき、達成感とうれしさでいっぱいです。このメダルは、これまでの努力の証。レース直後は実感がありませんでしたが、徐々にメダルの重み感じ、諦めずに努力を重ねてきてよかったと喜びが沸き上がってきました」と振り返りつつ、「セーリングを続けてこられたのは、立命館大学での経験があったからです。みなさんの応援が力になり、銀メダルを獲得できました」と感謝の言葉を述べました。
森島理事長は、「ずっとメダル候補と期待され続ける中、悔しい思いをバネに努力を重ねてこられたと思います。吉岡選手は努力の天才。銀メダル獲得のみならず、ひたむきに努力し続けるその姿勢は、立命館の誇りです」と敬意を表しました。
仲谷学長は、「3度目のオリンピックで悲願のメダルを手にされ、大変感動しました。実力だけでなく、結果を憂うことなく前を向き、目標に向け努力を続けてこられたその精神力や行動力は、アスリートの鑑です」と称えました。
仲谷善雄学長 門川大作校友会長
また出席した学生らからは、セーリングの魅力や壁にぶつかった時の乗り越え方、学生時代に得られた気づきなど多くの質問があり、吉岡選手はその一つ一つに丁寧に向き合い、アドバイスしてくださいました。