8月24日(土)、岡山市のアークホテル岡山にて、第76回(令和6年度)岡山県校友会総会・懇親会が開催され、近隣各県から駆けつけた校友を含めて102名が参加した。
総会の司会進行は、冨谷幸孝氏('01年産社)が務め、まずは平成27年度と令和5年度に応援団団長をされた小坂田晏敬氏(‘18映像)・晃嗣(文学部)のご兄弟のリードのもと、全出席者で校歌斉唱をおこなった。その後、壇上には今年度から会長にご就任された角南博和会長('76経営)が立ち、守屋博司前会長(’70産社)の志と理念をしっかりと受け継ぎ、岡山県校友会のさらなる発展に向けて人材確保と育成、多様な取り組みに向けて全力を注ぎたいとご挨拶された。
続いて本日の来賓として、学校法人立命館の松原洋子副総長、校友会代表として村上健治名誉校友(前校友会長)・飯田俊之副会長、校友会事務局の布施亮介、そして中国・四国地方の近隣各県校友会からの来賓として、香川県校友会、広島県校友会、広島県東部校友会、各々の紹介があった。
次いで、来賓を代表して松原副総長が祝辞を述べられた。岡山県とのご縁について触れられた後、未来人財育成基金等をはじめ学園・学生への幅広いご支援への感謝の辞を述べた後、各々のキャンパスをはじめとした学園の近況、正課・課外、スポーツ等多岐にわたる学生の活躍を報告された。国家公務員総合職試験での過去最多合格者数のご紹介では会場から大きな歓声があがった。パリ2024夏季オリンピックに選考された現役学生や卒業生の活躍についてもご紹介された後、今後も厚いご支援・応援をお願いしたいと強調された。
続いて校友会の飯田副会長が登壇され、未来人財育成基金への岡山県校友会のご協力に深く感謝を述べられ、10月20日のOICでの校友大会「オール立命館校友の集い2024」については東映とのコラボ等魅力ある企画の一端をご紹介された。そして来年の10月に京都国際会館で予定されている学園創立125周年の記念行事。それに合わせて考えている「校友の集い2025」にも多くの皆様のご参加をお願いしたいと熱く呼びかけられた。さらに将来的な校友数や校友会財政の課題等多岐にわたり、参加者が高い関心を持つテーマについて詳しくわかりやすいご説明をされて結び後、会場は大きな拍手に包まれた。
総会議事に入り本行正視事務局長('88法)より、事業報告・会計報告をはじめ、今年度の行事予定について報告され、いずれも拍手をもって承認された。続いて、未来人財育成奨励金の受給学生による活動報告として、「きぬがさ農園 Kreis(クライス)」の鈴木雅也代表と平野雄大副代表がステージに上がり、ビジュアルな画像を使い詳細を紹介し校友会からのご支援について何度も感謝の言葉を述べた。
第2部の懇親会では総会に引き続き冨谷氏の司会で進行。冒頭、壇上には村上名誉校友(前校友会長)が立たれ、岡山県と校友会そして守屋前会長とのご縁と深い絆について述べられた後、杯高らかに乾杯の発声をされた。その後、サプライズ演出として守屋前会長への感謝状・記念品贈呈式をおこなう旨を司会者からあり、登壇された村上名誉校友から守屋前会長に贈呈があり、会場からは惜しみない大きな拍手が送られた。
さらにお楽しみ抽選会が開催され、岡山県の名産品や立命館グッズ等の賞品が多くの方々にあたるという高確率の抽選会で、会場は大いに盛り上がった。和やかな交流・懇親が進められ宴もたけなわとなった頃、参加者全員が会場いっぱいに広がる大きな輪となり、応援団団長を務めた小坂田晏敬氏・晃嗣ご兄弟が息の合った演舞でリードされ、参加者全員で肩を組み校歌・応援歌を斉唱し会場の熱気と高揚感は一気に高まった。
最後に吉田 茂平成会会長(’95産社)が締めのご挨拶をされてお開きとなった。
なお本部事務局からは立命館大学校友会の布施亮介参与が出席した。