2024年6月29日(土)、アーバンヴィラ古名屋ホテルにおいて、立命館大学山梨県校友会総会・講演会・懇親会が開催され、校友と来賓をあわせて37名が参加した。
総会は、久保田忠行事務局長(1980年卒 法学部)の司会で進行し、開会の宣言とともに物故者の黙祷をおこなった。冒頭、福田秀夫会長(1972年卒 産業社会学部)が、山梨県校友会では先輩・後輩の分け隔てなく一緒に楽しめるような雰囲気を育んできたが、これからも若手・女性校友がさらに参加しやすい活動にするために力を注いでいきたい、と開会の辞を述べられた。
続いて、関東・信越(茨城、栃木、群馬、埼玉、東京、千葉、神奈川、新潟、長野)の各校友会をはじめ13名の来賓出席者の紹介がおこなわれ、来賓を代表して学校法人立命館の奥村陽一常務理事が日頃の感謝のおもいを言葉にされ、また大学の近況報告としてR2030チャレンジ・デザインや国家公務員総合職試験での過去最多合格者状況等、パリ五輪に出場内定あるいは目指す現役学生・校友の話題等多岐にわたる幅広い活躍を詳しくご紹介された。
次いで立命館大学校友会の林幸雄副会長が登壇され、未来人財育成基金をはじめとする物心両面の多面的なご支援等への謝辞、校友会の近況について広くご報告された。パリオリンピック・パラリンピックでは男子サッカーで山梨県出身の川崎颯太選手の代表選考発表が7月3日にあることにも触れられ、代表に選ばれたら校友会をあげて応援しましょうと呼びかけられ大きな拍手に包まれた。
その後、祝電が披露され議事に入った。議事では、久保田忠行事務局長が議長を務め、令和5年度事業報告、令和5年度収支決算報告・会計監査報告、令和6年度事業計画(案)、令和6年度収支予算(案)についての報告と提案、内田 博監事(1971年卒 経済学部)による監査報告があったが、すべて承認され滞りなく終了した。総会の最後、川崎 毅副会長(1975年卒 産業社会学部)が、今次13名ものご来賓のご出席者は初めてで大変嬉しく誇らしく思う。心より敬意を表したく思いますとご挨拶され、今後も山梨県の若手校友の参加を増やすべく、さらに創意工夫に注力していきたいと述べられ閉会となった。
総会後の講演会企画では、東京女子大学の髙橋 修教授(元 山梨県立博物館学芸員)が「甲州博徒の群像」と題する講演をされ、統計をベースにした食文化からみる山梨県の県民性やそこにおける静岡県との深い交流等から始まるお話しに出席者は一気に惹きこまれた。その後、博徒の歴史や黒駒勝蔵等の個性的な甲州博徒それぞれの生涯を詳しくご紹介され、歴史学・地理学的な観点から甲州に関し改めて認識を深めることができる素晴らしい機会となった。
その後、参加者全員で記念の集合写真を撮影し懇親会に入った。
懇親会は、雨宮大輔青年部長(2003年卒 産業社会学部)が司会進行をおこない、まずは全員で校歌斉唱、そして文部科学省から現在は山梨県で教育長の重職を担われている降籏友宏氏(2000年卒 法学部)が乾杯を発声され開宴となった。和やかに交流・懇親が進められ宴もたけなわとなった頃、千葉県校友会の阿部敬史副会長が最前列に立ち応援団リーダー部時代の演舞を披露、参加者全員で応援歌を斉唱した。会場は一気に熱気に包まれ、最後は進藤一徳幹事(1973 法学部)による万歳三唱でお開きとなった。
なお本部事務局からは立命館大学校友会の布施亮介参与が出席した。