2024年6月29日(土)14:45より、ANAクラウンプラザホテルにおいて、2024年度総会および設立70周年記念式典が来賓・校友合わせて132名が出席し、盛大に開催された。
総会は、佐藤恭美幹事長(‘84産社)の司会で進行され、城戸寛会長(’80理工)の挨拶の後、議事に入った。議事では、令和5年度事業ならびに決算報告、監査報告、令和6年度事業計画、予算案、役員体制案が審議され、すべて承認された。また新任役員として浅利修一副会長(‘84理工)、竹中由里子副会長(’98産社)から挨拶がなされたのち、田原咲世前副会長(‘94院社会)よりの挨拶で閉会となった。
総会終了後の16:00から北海道校友会設立70周年記念式典が同会場にて開催された。式典の司会進行は、札幌テレビ放送(STV)アナウンサーの岡本博憲氏(‘03法)が務められた。
式典に先立ち、物故者への黙祷が行われ、城戸会長の式辞では、これまでの北海道校友会の歴史に触れつつ、道内各地にいる約3,000名の校友会が活躍され、北海道で立命館の絆が広がりを見せていることをお話になられた。そして、「コロナ禍で停滞した活動ではあるものの、道内での校友活動を活性化させ、次の10年にむけた北海道の繋がりが深まる活動を重ねていきたい。」と思いを述べられた。
そして、校歌斉唱に続き、来賓を代表して、校友会 福元寅典副会長(‘72経済)と学校法人立命館 伊坂忠夫副総長より祝辞が述べられ、今後の益々の発展に対して期待とエールが送られた。
続いて行われた記念表彰では、北海道校友会元顧問 横山真様(‘56経済)に感謝状と記念品が贈呈され、横山元顧問からこれまでの活動を振り返ると共に校友会に対しての感謝の言葉が述べられた。
その後、北海道校友会浅利副会長による閉会の言葉で記念式典は閉じられた。
記念式典に引き続き、学校法人田中学園 田中賢介理事長による記念講演会が行われた。
テーマは「未来ある子どもたちの夢、そして挑戦を支える教育を目指して。」と題し、聞き手に田中学園立命館慶祥小学校 吉田恒 校長(‘11言語研)と慶祥小学校に通う児童の保護者代表として石塚慶如氏(’08法務研)のお二人が登壇し、田中理事長への質問を投げかけた。その中には田中理事長がプロ野球やアメリカ大リーグでの経験を通じて痛感した教育の重要性や子供たちに対する田中学園としての想い、そして立命館と想いを共有して世界に通じる子供たちの育成に対して夢を語られ、会場の参加者は夢中になって、その語り口に聴き入り、瞬く間に過ぎたとても充実した時間となった。
記念講演会終了後は、全員で記念撮影の後に、記念交流会が行われた。
司会進行は、北海道校友会 阿部洋介幹事(‘09法)が務めた。会に先立ち、北海道校友会城戸会長の開会挨拶、来賓代表として、校友会 馬場幸蔵副会長(’76産社)、立命館慶祥中学校・高等学校 菊地賢司校長より挨拶が述べられ、会の盛会を祝われた。
続いて乾杯の発声には、校友会 村上健治名誉校友(‘70産社)が登壇され、北海道校友会の発展とさらなる交流の深まりを祈念して乾杯と相成った。
歓談の時間では、各テーブルを囲んで近況の報告やそれぞれの昔話に花が咲き多くの場所で笑顔が行き交う楽しい時間となった。途中、会議報告やお知らせが行われた。まず同日に開催された、北海道・東北ブロック会議の開催報告を浅利副会長より行い、ブロック会議での成果を報告された。続いて、次回開催県である山形県校友会角田祐喜男会長(‘80法)より次回は山形で皆さんをお迎えしますと述べられた。
続いて校友会事務局から井上拓也事務局長、北海道校友会幹事・RFSリーダーの石塚慶如氏が登壇し、校友会未来人財育成奨励金を受給している学生団体の活動紹介をおこない、その原資となる校友会未来人財育成基金への寄付のお願いをおこなった。参加者からは多くの寄付を頂戴した。最後に北海道校友会佐藤恭美幹事長が登壇し、総会の報告と会費納入のお願い、そして本日の参加者同士が今後も繋がりを持ってほしい旨のお願いをされた。
会場も盛り上がりを見せる中で、北海道校友会 北澤慎之介氏(‘00法)のリードによるグレーター立命を参加者全員で熱唱し、会場が一体となった。
最後、閉会の挨拶として、北海道校友会 吉本泰一幹事(‘04経営)から参加者への御礼と若手交流の取り組みなど紹介し、最後の挨拶としてお開きとなった。
なお、校友会事務局からは、井上拓也事務局長、加藤功介が出席した。