2024年6月1日(土)17時から東華菜館において、立命館大学ウリ同窓会の記念講演・第56回定期総会・懇親会が開催されました(参加者35名)。
第一部では、李洪章氏を講師に『在日コリアンの現在地、多様化、個人化、民族/国家との関係』をテーマに記念講演会があった。
第二部の定期総会は、校歌斉唱・物故者への黙とうの後、開会の辞として崔仁寿会長(1982年法)から国家総合職のめざましい合格者数から宇宙分野での研究など母校・後輩の活躍の紹介がされ、ウリ同窓会が70周年を節目に、さらにこの先の70年の発展を見据え、本日来賓の京都大学コリア同窓会・同志社コリア同窓会・慶應義塾大学KOREA三田会はじめとして横の連携を図っていきたいと挨拶があった。
事業報告・事業計画、会計報告・予算報告が審議され、全会一致で承認された。
第三部の懇親会は、冒頭に参加者全員で記念撮影を行い、まずは仲谷総長へ花束が贈呈され、来賓挨拶があった。仲谷総長は、能登半島震災に被災した学生や校友会未来人財育成基金などの支援に謝辞を述べるとともに、国家総合職・公認心理士などの国家資格でめざましい実績をあげてくれていること、各キャンパスでは今年度からOICに情報理工学部・研究科と映像学部・研究科を移転完了し、最先端の設備を擁した新棟で教育・研究、社会共創が始まったこと、衣笠キャンパスでのデザイン・アート、BKCでの宇宙分野など新たな研究分野を含め「次世代研究大学」になることを目標に取り組むR2030チャレンジ・デザインの現在地と今後の抱負について述べた。
続いて校友会本部を代表して福元寅典副会長(1972年経済)が、本日行われた校友会幹事会において門川大作会長(1974年法)を議長に校友会の今年度方針が確認されたこと、10月18日には昨年のBKCに続き、今年はOICにおいて「オール立命館校友の集い2024」が開催されることを紹介し、校友会未来人財育成基金へのなお一層の理解と協力要請があった。
その後、京都大学コリア同窓会の裵薫会長、同志社コリア同窓会の金龍周会長、慶應義塾大学KOREA三田会の安成洋氏が祝辞を述べ乾杯、祝宴となった。
今年の新年会ぶりの再開に、皆食事に舌鼓を打ちながら、大いに交流が深まった。
最後は白吉雲前会長が閉会の挨拶を述べられ、朴成哲事務局長から今後の予定として、次回は年明けの新年会のご案内があり、再開を祈念し、お開きとなった。
なお、事務局からは井上拓也事務局長が出席した。