2024年3月24日(日)12時からグランヴィア京都において、立命館大学京都校友会が総会・懇親会が開催された。来賓を含む参加者は158名であった。司会進行は、KBS京都の宮本英樹アナウンサー(‘84産業社会)が務めた。
第一部の講演会では、公益財団法⼈冷泉家時⾬亭⽂庫常務理事の冷泉貴実子氏がゲストに招かれ、「冷泉家と御所〜江⼾幕末から明治維新の変遷〜」をテーマに講演が行われた。京都御所の北側に位置する冷泉家住宅は、明治時代以降も留守番役として京都に残り続けた完全な姿で現存する唯一の公家屋敷であり、その冷泉家だからこそ語られる伝統や変遷に、参加者は改めて伝統ある京都の魅力を再確認することができた。講演の中での冷泉氏の軽快な語りに、会場内では時折参加者の笑顔や笑い声が響いた。
第二部では年次総会が行われ、校歌斉唱からはじまり、平林幸子京都校友会会長の挨拶では、4年ぶりに対面開催ができ、集った方々への感謝の意が述べられた。総会議事では、平林会長が議長となり、井上拓也事務局長のもと、2022年度事業報告および決算、2023年度事業計画および予算、役員人事について各議事の説明が行われた。、決算にあたっては宇多雅詩監事による監査報告もあわせて行われた。その後、来賓紹介が行われ、来賓を代表して学校法人立命館の仲谷善雄総長による祝辞とともに立命館の近況とこれからの発展について紹介がされた。
第三部では懇親会とあわせて、2月に京都市長を退任された門川大作立命館大学校友会会長の退任慰労会が催された。冒頭、宮本アナウンサーによる門川前市長の4期16年の功績紹介とともに、前京都市北区長の松本和加子氏から花束が贈られ、京都市の発展にご尽力いただいたことに感謝の思いが伝えられました。
門川前市長の退任挨拶では、市長を務める前から今日に至るまでの立命館とのつながりや思いが語られた。その後、学校法人立命館の森島朋三理事長による乾杯挨拶が行われ、門川前市長と壇上に揃って、これまでの思い出とともに労いと感謝の言葉が述べられ、会場があたたかい雰囲気に包まれる中で懇親会が開宴した。
4年ぶりの対面開催ということもあり、にぎやかな雰囲気で歓談が行われる中、学生パフォーマンスとして立命館大学応援団のステージが始まった。華やかでアクロバットも魅せるFight On Stageでは、門川前市長へのメッセージがアレンジで組み込まれるなど、会場がさらに盛り上がりました。ステージの最後には、参加者全員で応援歌「グレーター立命」を斉唱。最後は、岡野益巳顧問による挨拶にて中締めとなった。