2023年12月13日(水)と2024年1月20日(土)、立命館宇治高校において高校2年生を対象としたキャリア企画「授業+R 2023」を実施しました。「授業+R」は「何となく大学に進学する」生徒を一人でも減らそうと、同校キャリア教育部の教員、有志の若手校友、校友会事務局が協力し2009年度にスタートした取り組みです。実施にあたっては、立命館宇治中学校・高等学校同窓会鳳凰会からも支援を受けています。
「授業+R」は「大学生授業」と「社会人授業」の2回で構成されています。2023年度の授業+Rは立命館宇治高校出身の1回生・2回生が中心となり、若手校友と連携をしながら企画を実施しました。
12月13日(水)の「大学生授業」は対面で開催し、高校生たちは2名の講師の授業を選択。大学入学後に何かに挑戦した学生や、高校時代の取り組みを基に事業を行う学生など、多様なバックグラウンドを持つ10名が授業を行いました。
1月20日(土)の「社会人授業」は対面・オンラインのハイブリットで開催し、12名の講師が授業を行いました。起業や公務員、技術職や外資系企業など多様なキャリアの若手校友が現在の仕事の内容、高校時代や大学時代の経験、その経験から得られたことを高校生に向けて語りかけ、活発な質疑応答が行われました。
昨年、大学生スタッフをした学生が校友として運営に携わるなど、「授業+R」を軸に循環型の支援が広がっています。「授業+R」をきっかけに、若手校友同士も繋がりを深める貴重な機会となりました。