2024年2月17日(土)、「全国都道府県校友会代表者会議」を朱雀キャンパス・オンラインのハイブリッドで開催し、全国の都道府県校友会から約200名が参加しました。開会に先立ち、物故者に対して、ならびに2024年1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」によりお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りし黙祷を捧げました。校歌斉唱が行われた後、門川大作校友会長より、ビデオメッセージにて代表者会議の開催を祝うとともに、更なる校友ネットワークの発展、母校・後輩支援の活性化を期する開会の挨拶が述べられました。続いて来賓挨拶として森島朋三理事長より、母校支援に対する感謝が述べられた後、少子化を背景に大学を取り巻く情勢が厳しさを増す中、「世界に冠たる立命館」を目指し挑戦し続けるためにも、より一層の校友の力が必要であることが呼びかけられました。
第一部では、事務局より資料に基づき、①2023年度 総会・イベントの概況、②校友会活動サポート給付金の終了について、③若手・女性校友参加促進と未来の校友支援のための校友会活動補助制度について、④会報「りつめい」同封に関する運用について、⑤立命館大学のメールアカウント付与について事務連絡を行いました。
第二部ではブロック別交流会と若手交流会を実施。ブロック別交流会では、各校友会の活動目標や現状を共有し、ブロックの枠組みや都道府県間で協力・連携できる取り組みについて意見交換を行いました。各校友会の悩みや成功事例を共有し、引き続き都道府県を超えて連携していくことが確認されました。また、若手交流会では新卒校友・若手校友にとって魅力ある校友会について活発な議論が行われました。若手が校友会に参加しにくい理由について意見出しを行い、どのような仕組みや機会があれば参加しやすいかをポスター発表形式で共有しました。
第三部では、校友会未来人財育成奨励金受給団体の成果発表・交流会を行いました。35団体がそれぞれの団体活動をポスターセッション形式で発表し、学生と校友が交流を深めました。校友会未来人財育成基金は、後輩の学生へ「自らの可能性をひろげ、積極的にチャレンジしてほしい」との思いから、皆様よりいただいた寄付を原資に学生を支援しています。受給団体はSDGs(持続可能な開発目標)を基に社会課題を解決する活動を行っており、その活動は多岐にわたります。参加した学生からは、「卒業生からアドバイスを貰うことで刺激になった」「さらに活動の幅を広げていきたい」などの声が寄せられました。第三部終了後は、若手交流会に参加した校友を対象にした懇親会が行われ、都道府県を超えた若手同士の繋がりが生まれました。