11月25日(土)18時から、HOTELグランデはがくれにおいて、「2023オール立命館佐賀県校友のつどい」が開催されました(参加者30名)。
第一部の総会は、中島一之事務局長('80年経済)の司会進行で開会し、初めにコロナ禍で開催できなかった3年間に逝去された校友の先輩方への黙祷が行われました。次に横尾徹顧問('72年経営)の勇壮なリードのもと参加者全員で校歌を斉唱した後、新たに会長に就任した梅田一成氏('80年経営)が開会の挨拶を行いました。挨拶の中で梅田会長は、佐賀から京都の立命館に進学した理由の一つとして高校の恩師の存在があったことなどのエピソードを披露しつつ、今後の佐賀県校友会について、「懐かしい話だけでなく、現役学生の就職支援など、現在の課題に焦点をあてた取り組みについても着手していきたい」と新会長就任にあたっての抱負を述べました。
続いて来賓紹介が行われ、学校法人立命館の伊坂忠夫副総長と立命館大学校友会の飯田俊之副会長が祝辞を述べられました。伊坂副総長は、校友会未来人財育成基金等、日頃の学生への支援への謝辞を述べられるとともに、難関試験分野や課外自主活動における学生の活躍や、7月BKCに宇宙地球探査研究センターが設置されたこと、同じくBKCに次世代研究大学の研究拠点となるインフラが文部科学省と経済産業省のプロジェクト採択を受けて設置されること、OICでは2024年に情報理工学部・研究科と映像学部・研究科が移転し、既存の学部・研究科にデジタル・アートの新領域が加わることで(相互に連携が図られ)、これからの時代が求める新たな学びを次々と生み出していくキャンパスになろうとしていること、衣笠キャンパスでは、国際平和ミュージアムがリニューアルオープンし、年内に10,000名以上の来館予約が入る盛況ぶりであること、さらには2026年に向けてデザイン・アート系の学部・研究科の設置構想が進んでいることなど母校立命館大学の近況について報告されました。
併せてAPUでは4月に開学以来の新学部であるサステイナブル観光学部が設置され、第二の開学と銘打って、様々な取り組みが展開されていることなどを紹介されました。飯田副会長は、循環型の後輩支援文化の構築を目指して取り組んできた校友会未来人財育成基金がようやく形になってきたこと、人口減少社会の進展に伴い校友会活動が未来に向けて持続的に発展していくための方策を検討中であること等、校友会の近況について報告されました。梅田小百合氏('10年APM)による祝電披露を経て、今次総会で会長を退任される伊香賀俊介氏への感謝状および記念品贈呈式が行われました。その後総会議事を全会一致で承認し、総会を終了。第二部の懇親会へと移行しました。
白武悟顧問(’68年経済)の乾杯発声で開宴した懇親会は、世代を超えた交流が行われる中、初参加者が自己紹介を行うなど、4年ぶりの対面方式の校友のつどいが、盛況のまま推移していきました。宴もたけなわとなったころ、事務局から参加した大場の演舞で応援歌グレーター立命を斉唱。万歳三唱で中締めとなりました。
校友会事務局からは、総務部の大場次長が参加しました。
なお、「2023オール立命館佐賀県校友のつどい」に先立ち行われた「第31回佐賀県青春寮歌祭」には校友有志が参加。31回皆勤を続ける大学としての誇りを胸に、校歌と応援歌グレーター立命を声高らかに歌い上げました。