2023年11月25日(土)17時から、ホテルグランヴェール岐山にて、95名の来賓・校友が集まり、コロナ禍の影響から4年ぶりに総会・懇親会が開催された。
総会は、唐木遥香氏(’18経済)の司会で始まり、開会挨拶では桂川淳会長(’82法)が2019年の100周年の節目以降、コロナ禍で活動ができていなかったことに触れ、校友会はビジョンや先日開催されたオール立命館校友の集いでも「未来」がキーワードとなっていることから、末川博先生の言葉を実践しているものであり、校友どうし世代や業界をこえて交流するとともに母校の発展を支えることが使命であると力強く語られた。総会議事では、今村章二事務局長(‘80法)が進行を担い、桂川会長を議長に令和4年度事業報告・会計報告および監査報告、令和5年度事業計画・収支予算、そして役員体制がいずれも大きな拍手で承認された。次いで、コロナ禍に退任された髙井正文前会長(’60法)へ福元寅典校友会副会長から感謝状と記念品が贈呈され、これまでの岐阜県校友会の発展にご尽力された功労を称え大きな拍手が送られた。愛知県・三重県・静岡県および関西大学校友会岐阜千里会等の各校友会からの来賓の紹介が行われた後、代表して学校法人立命館 木田成也常務理事が挨拶を行い、校友による校友会未来人財育成基金の寄付のおかげで学生の自主的なプロジェクト活動が活発化していることや、留学を希望する学生への経済支援など母校後輩支援への謝辞とともに、学生のスポーツや進路における活躍や学園の近況として各キャンパスでの今後の新展開が紹介され、今後も学生の夢やチャレンジへご支援を引き続きお願いしたいと呼びかけられた。
懇親会では、冒頭に『つながり~縁』と題した講演会があった。講師の岐阜県教育長 堀 貴雄氏(‘85文)は、県立高校の教諭として20年にわたり教壇に立ち、東濃高校の教頭や不破高校の校長を経て、25年ぶりに教員出身者として教育長に就かれている。学生時代の思い出を振り返りながら教員としての経験、予想よりも早く少子化が進んでいることについて出生率も大事であるが、教育長として目の前の課題として、将来に夢や希望をもてるような子どもたちを育てていきたいと力強く語られ、大きな拍手で賛辞が送られた。
乾杯に先立ち、来賓挨拶として、福元寅典校友会副会長と近隣校友会を代表して三重県校友会の東博司会長からご挨拶があった。福元副会長は鹿児島から岐阜へ訪れており、両県は江戸時代の薩摩義士による美濃国の治水工事に始まり、以降災害時に相互支援や教員の共同研修など現在も深い関係にあることに触れ、校友会の近況や校友会未来人財育成基金に対して熱い支援呼びかけがされた。その後、福元校友会副会長から桂会長へ賛助金が贈呈され、岐阜県校友会としての校友会未来人財育成基金への寄付金が桂会長から木田常務理事へ贈呈された。
平野純一顧問(’60)による乾杯発声で開宴となった。歓談中は、新卒校友が壇上にあがり一人ずつ自己紹介を述べた後、これからの校友会を支えてくれる若手校友も壇上にて紹介された。その後、豪華景品のあたるお楽しみの抽選会が行われ、会場は大いに盛り上がった。
宴もたけなわとなったところで、愛知県校友会伊藤会長による口上から、会場が一体となって応援歌を高らかに唄い、会場の盛り上がりは一気に最高潮に達し、最後は今尾圭一副会長(‘90経営)の一丁締めで、お開きとなった。
校友会事務局からは井上拓也校友・父母課長が出席した。