11月18日(土)、鹿児島サンロイヤルホテルにて、令和5年度 立命館大学鹿児島県校友会 校友の集いが、コロナ禍の影響から4年ぶりに開催され、来賓・校友あわせて79名が参加した。
総会は上村邦典幹事長('76経営)の司会進行によりスタート。植村眞一郎副会長(’76理工)の開会のことばの後、校歌斉唱・黙祷が行われ、前迫栄二郎会長('77経営)より、4年ぶりに開催できたことの喜びとともに、多くの校友の母校・立命館と後輩学生を想う気持ちに感謝し、鹿児島県校友会の一致団結する強さを誇りに思う。奄美大島や奈良県といった遠方よりお越しの方もおられる中、年に一度のこの日を思う存分お楽しみいただき懇親を深めていただきたい、と開会の挨拶が述べられた。
来賓紹介の後、学校法人立命館 伊坂忠夫副総長、立命館大学校友会 馬場幸蔵副会長による来賓挨拶が行われた。伊坂副総長からは、学園の近況・学生の活躍の紹介とともに、校友会未来人財育成基金の取り組みや海外留学の渡航支援について感謝の意が伝えられた。馬場幸蔵副会長は、福島県から訪れたこともあり、会津と薩摩の深い関係性に触れ、また校友会として未来人財育成基金への支援の謝辞と継続的な支援を呼びかけるとともに、大学と校友会がともに歩んできた歴史の重みを感じながら、今後の更なる立命館の発展を皆さまとともに応援していくことを語られた。
議事では、前迫会長を議長に、川越龍太郎事務局長(’11法)より経過報告が行われ、会計報告並びに監査報告があり、役員改選については新たに副会長に下津昭則氏(’86経営)、吉留昌彦氏('88経済)が、事務局長に川越龍太郎氏(’11法)、事務局に巻木春信氏(’11法)、志賀ゆい氏(’12経済)が、監事に久米村祐一郎氏(’99経営)、室屋明宏氏(’04政策)が就任し、拍手をもって承認された。
次いで、福元寅典顧問・校友会本部副会長('72経済)より「校友会未来人財育成基金」の全国的な取り組み状況と鹿児島県校友会の実績について報告があり、南端である鹿児島から母校後輩支援の火をつけていこう、と力強い呼びかけがあった。続いて「校友会未来人財育成奨励金」受給団体のUni-Comから動画による成果報告が行われ、「循環をもっと身近に、あたりまえに」をテーマに、日ごろの研究活動、奨学金の使途、校友への感謝が伝えられた。最後に、森元美隆副会長(’89経済)の閉会の言葉で総会は終了となった。
休憩の後、懇親会となり、小林真裕美幹事(’00政策)の進行でスタート。来賓挨拶として、同志社大学・関西大学・関西学院大学の各校友会代表および校友会本部の井上拓也事務局長(’99産社)の挨拶の後、今回の懇親会参加者で最年長の入来院元彦氏(’55経済)と最年少の赤坂誠也氏(’23法)の乾杯の発声で懇親会は開宴となった。途中、新役員・初参加校友がお一人ずつ挨拶され、鹿児島県校友会の活発さ、とりわけ絆の強さ、交流の深さを感じる時間となった。
懇親会の中盤では、木下まどか幹事('99産社)によるベリーダンスが披露され、迫力あるダンスに圧倒されるとともに、前迫会長はじめ参加者が会場内をダンスでまわっていき会場は大いに沸きあがった。恒例となる抽選会では、渡顧問のつながりから、奄美大島開運酒造の「れんと」をはじめ多くの焼酎が景品として出され、次々と当選者が呼び出され、大きな歓声があがった。
宴もたけなわとなったところで、応援歌を斉唱した後、福元寅典顧問・校友会本部副会長によるエールと、最後は吉留昌彦新副会長の閉会の挨拶でお開きとなった。
一次会終了後の二次会では、前迫会長のユーモア溢れる司会のもと、歌や踊りで大いに盛り上がり、大変賑やかで笑顔溢れる濃密な時間が送られた。
なお、校友会事務局より校友・父母課 井上拓也課長が出席した。