11月11日(土)17時30分から、山口市の防長苑において、山口地区校友会が総会・懇親会を開催しました(参加者55名)。
テレビ山口でアナウンサーを務める永岡克也氏('14年経済)の司会進行で開会し、初めに清弘和毅会長('68年経済)が開会の挨拶を述べました。挨拶の中で清弘会長は、11月4日(土)にBKCで開催された「校友の集い2023」について、「学生・教職員・地域が一体となって取り組まれた『BKCウェルカムデー』と同時開催されていた。広大なキャンパスを会場にして、数多くの参加者が生き生きと交流されていた。私は校友の集いの企画の一環である『宇宙企画』に参加したが、母校が宇宙開発に向けた研究に注力していることの先進性に感銘を受けた」と報告するとともに、続いて開催された「BKCサミット」において、森島理事長から国家公務員総合職に78名の合格者(全国5位)を輩出するなど難関試験分野における躍進が見られたこと等、学生の活躍状況報告を受けて、「校友としては後輩である学生の活躍は嬉しいもの。そういう意味で学生の様々な活動を支援する校友会未来人財育成基金への協力を引き続き取り組んでいきたい」と述べました。
次に、校友会本部を代表して、初村雅敬常任幹事('78年経済)が、村上前校友会長の後を引き継ぎ、現京都市長である門川大作氏('74年法)が新校友会長に着任されたこと、11月4日にBKCで4年ぶりに「校友の集い」を開催したこと、当該企画を通して校友がBKCを知り、教職員・学生と交流しながら、キャンパス理解を深める機会となったこと、学生にとっても在学中に校友会のことを知る機会を得られたこととなった旨報告されました。そして、コロナの収束を受けてあらためて校友会未来人財育成基金への協力の要請をされました。続いて学園を代表して学校法人立命館総務部次長の大場が、今次総会において退任される清弘会長に対し、謝辞を述べるとともに、母校の近況報告を行いました。その後、来賓紹介、物故校友への黙祷を経て、総会議事となりました。議事は中村史朗事務局次長('96年法)が進行。新たに原田尚氏('79年経済)を会長に、繁吉健志氏('85年法)、宇佐川浩之氏('85年経営)、尾中未来氏('93年産社)を副会長とする役員体制案等を審議し、全て拍手で承認。新役員を代表して原田新会長が就任の挨拶を行いました。
総会終了後、校友会未来人財育成奨励金受給団体である体験型カフェプロジェクトfeelの藤枝樹亜さん(経営3)と翟家良さん(経営3)が活動報告を行いました。同団体は、ユニバーサルな社会の実現に向けたバリア体験型カフェを運営している団体で、カフェの利用者に様々なバリアを体験してもらうことでバリアフリーの重要性について理解を深めてもらうことに努めている。学生からは「各地でカフェを展開したり、同じような活動をしている団体との交流など、学生の立場では負担が大きい実施費用や交通費などに充当させていただいたりしている。本当に感謝しています」と謝辞が述べられました。
来賓の小山敦男・山口周南地区校友会代表世話人('69年経営)による乾杯発声で開宴した懇親会は、校友による事業アピールや、恒例の「未来人財育成100円ジャンケン大会」、大抽選会が行われ、大盛況の中、交流が進められました。宴もたけなわとなったころ、金子勲氏('65年法)、藤村恭久常任幹事('80年経済)、吉富晋吾幹事('81年産社)のリードで寮歌、校歌、応援歌を参加者全員で斉唱し、江本邦夫・宇部小野田校友会会長('79年理工)が中締めの挨拶をされました。最後に記念撮影をし、各々再会を誓い合い、散会となりました。
なお、事務局として大場茂生総務部次長が出席した。