2023年9月30日(土)宮尾登美子の小説「陽暉楼」の舞台にもなった「得月楼」にて、「2023年度 高知県校友会総会」が開催され、来賓・校友合わせて31名が出席した。
総会は、濱田眞理子理事('82文)が司会・進行を担い、先ずは、平井雅章会長('67経済)が、高知県校友会もコロナ禍から、これまで活動ができずにきたが、ようやく4年ぶりに得月楼で一堂に会することができたことへの喜びと、これを契機に親睦を深め、活動を活発化させていきたい、と挨拶された。
続いて、議事に入り、千蒲悦嗣事務局長('92経済)が議長となり、平井会長より「2022年度の活動報告・会計報告」、「役員改選」の議題が提案・審議され、満場一致で、すべて承認された。
その後、大学を代表して奥村陽一常務理事より、校友による校友会未来人財育成基金の寄付のおかげで学生の自主的なプロジェクト活動が活発化していることや、留学を希望する学生への経済支援など母校後輩支援への謝辞とともに、学園の近況として進路状況や来年に控えたOICへの学部移転はじめ、各キャンパスでの今後の新展開が紹介された。
続いて、立命館大学校友会林幸雄副会長が、コロナ禍を経て、全国各地で対面による各校友会の総会が開催される状況にあることや、校友会活動の柱とも言える未来人財育成基金について継続的な寄付協力の呼びかけがされ、母校の発展とともに、高知県校友会が今後益々発展することへの期待を寄せる挨拶があった。
その後、高知県校友会として校友会未来人財育成基金に平井会長から林校友会副会長へ寄付された。
祝電披露があり総会は閉会し、全員の写真撮影の後、懇親会となった。
懇親会は、沢近昌彦副会長('79経済)による乾杯で開宴となった。歴史を感じさせる会場では、終始和やかな交流がおこなわれた。出席者で最年長、今年で90歳を迎える松岡昭臣氏(‘56経済)や初参加の校友が登壇しスピーチや土佐の伝統的なお座敷あそび、可盃(べくはい)に会場は大いに盛り上がった。
その後、平井会長のリードのもと、千蒲事務局長のバイオリン生演奏にのせて、全員で校歌・応援歌を合唱し、最後に井上拓也校友会事務局長による万歳三唱で締めとなり、来年度の再会を誓い、お開きとなった。
なお、事務局として井上拓也校友・父母課課長が出席した。