2023年9月23日(土・祝)、ホテルグランヴィア大阪にて、大阪校友会「校友の集い2023」が開催され、約110名が出席した。大阪校友会ではコロナ禍でも、オンラインやハイブリッド形式で絶えることなく総会を開催してきたが、4年ぶり対面のみで開催された。
総会の司会は、中田真理子副会長('05院経営管理)が担い、先ずは応援団のリードによって校歌を全員で斉唱した。その後、佐藤友美子会長('75文)より、コロナが一段落し、大変厳しい時期でもあったが、改めて対面で会すること、校友会の意義を考える機会ともなった。今後も世代や職域を超えて絆を深め、つながり続けていけるものにしたい、と述べられた。
来賓を代表して、学校法人立命館仲谷善雄総長から、校友による校友会未来人財育成基金の寄付のおかげで学生の自主的なプロジェクト活動が活発化していることや、留学を希望する学生への経済支援など母校後輩支援への謝辞とともに、学園の近況として進路状況や来年に控えたOICへの学部移転はじめ、各キャンパスでの今後の新展開が紹介された。続いて立命館大学校友会林幸雄副会長が、コロナ禍を経て、全国各地で対面による各校友会の総会が開催される状況にあることや、校友会活動の柱とも言える未来人財育成基金について継続的な寄付協力の呼びかけがされ、母校の発展とともに、大阪校友会が今後益々発展することへの期待を寄せる挨拶があった。その後、来賓紹介と祝電が披露された。
総会議事は、平井伸明幹事長('95産社)が2022年度事業報告・2023年度収支報告・その他活動報告を一括報告した。
最後に古角博子副幹事長('00法)から、校友会未来人材育成基金の募集状況ならびに4年ぶりに対面開催となる校友大会「オール立命館校友の集い」がBKCで開催されることを契機とした特別募集の呼びかけがされた。そして、基金から支援を受けている学生団体「Bottle To Bottle」の学生3名からその取り組み内容について紹介があった。
特別企画では、「アスリートトークセッション」として、西川大貴幹事(’16法)の司会により、東京五輪ホッケー日本代表の田中健太さん(’13産社)とパラ・パワーリフティング選手の森崎可林さん(法3)をゲストに、試合や大会の華やかな表舞台からだけでは見えない、アスリートとしての挑戦や挫折、その克服のしかたについて具体的なエピソードを交えてトークが繰り広げられた。お二人の種目に対する心構えや気概は参加者がビジネスや日々の生活でも考えさせられるばかりで、会場は真剣に聞き入った。
そして参加者お待ちかねの懇親パーティに入り、中山寛子幹事('96法)の司会進行により、学校法人立命館の森島朋三理事長の乾杯発声でスタートした。立食形式で行われた懇親会は、終盤では応援団によるファイトオンステージ、そして応援歌の演舞と全員による斉唱へと会場は大いに盛り上がり、最後は上村眞治副会長('76理工)による中締めでお開きとなった。
なお、大学代表として森島朋三理事長、仲谷善雄総長、前川善彦総務部付部長、大阪いばらきキャンパス(OIC)より、森直哉学長補佐・OIC地域連携室長、柴田直人OIC事務局長が出席した。
また、事務局として井上拓也校友・父母課課長が出席した。