2023年9月9日(土)14時より、秋田キャッスルホテルにおいて、令和5年度・立命館大学秋田県校友会・総会が開催され、来賓・校友あわせて21名が参加した。
総会開催に先立ち、長きにわたり会長としてご尽力された今野謙前会長(’72年法)の感謝の会が行われた。立命館大学校友会を代表して、福元寅典副会長(‘72経済)から感謝状・記念品が、秋田県校友会を代表して、猿田千代彦会長(‘76経済)から記念品が贈呈された。今野前会長からは、秋田県校友会の創立から30年を振り返り、兜森元会長の急逝以降、会長として秋田県内に限らず、広く北海道・東北ブロックとのつながりも意識し、仙台で開催されたオール立命館校友大会には秋田県からなまはげの参加を企画し、大成功に終わったこと、後輩支援として男鹿駅伝競走大会で、立命館宇治高校の応援が定着していることなど活動のひろがりについて語られ、今後の益々の校友会の発展を期待する挨拶があった。
総会は、鎌田寿和副会長(’79文)の司会で進行。一年間の物故者を偲んで黙祷を捧げた後、校歌斉唱が行われた。
はじめに猿田会長より、本来であれば昨年開催であった30周年記念大会が今年ようやく行うことができたことについて感謝の思いと、ご自身は創立の際から参加しておられ、今野前会長からバトンを受けて、改めて今後会長として尽力することの意気込みが語られた。
続いて、来賓を代表して学校法人立命館の本郷真紹理事補佐が、学園の近況として現在R2030推進の一環として、来年度に控えた大阪いばらきキャンパス(OIC)に映像学部・情報理学部の移転や学生の進路状況、最後に未来人財育成基金によって多くの学生が様々な分野でチャレンジできていることについて、校友会への感謝の言葉が述べられた。また、立命館大学校友会の福元寅典副会長からは、先日の大雨による被害のお見舞いとともに校友会の活動は、お互いの立場関係なく校友が支え合い、多様な方々が集う場であること、未来人財育成基金によって学生の積極的な活動を支援していることを述べられた。
議事では、令和4年度事業報告、令和4年度収支決算、令和5年度事業計画(案)、令和5年度収支予算(案)の審議が行われ、いずれの議案も全会一致で承認された。
総会後には、講演会として、文学部教授である本郷真紹教授が、「秋田の古社とその由来」をテーマに、秋田県ゆかりの八幡秋田神社や石清水八幡宮について奈良・平安時代からの由来やその変遷について明快かつ白熱の講義に、参加者は一様に引き込まれるように聞き入った。
懇親会では、加藤和生顧問(’74文)の乾杯の発声により、和やかに会がスタート。懇親会の途中では、川反芸者の伝統を今に伝える「あきた舞妓」によるお座敷芸が会場を魅了した。その後、恒例のビンゴ大会が開催され、参加者には豪華景品が贈られた。
最後に参加者全員で応援歌グレーター立命を歌い、福元副会長によるエールで盛り上がりは最高潮となった。最後は鈴木亨副会長(‘80文)による中締めの挨拶でお開きとなった。
事務局として、井上拓也校友・父母課長が出席した。