2023年8月26日(土)14時から、松江市のサンラポーむらくもにおきまして、第52回立命館大学島根県校友会総会が開催され、来賓含め36名が出席した。
第Ⅰ部総会は、和田裕之事務局長(‘93経営)の開会の辞で開会され、全員で校歌斉唱の後、岡本隆志会長(’81産社)より、コロナ禍を乗り越えた久しぶりの本格的な総会開催が喜ばしいことに加え、第168回直木賞に、石見銀山を舞台にした歴史小説「しろがねの葉」の作者である千早茜さんが、立命館大学文学部ご卒業の校友であり、島根県にトークショーでお越しになった際に、島根県校友会として祈念品を贈呈して、校友の活躍をお祝いしたことや、今年の10月9日(月)に開催される出雲駅伝においても、母校立命館大学の選手を応援する意気込み等を語っていただいた。
来賓紹介の次に議事に移り、岡本会長が議長に選出され、和田事務局長より、2022年度事業・収支報告、2023年度事業・予算(案)が提案され、また、野上伸明理事(‘70経済)より、駅伝特別会計報告、駅伝特別会計予算(案)が提案され、全て承認された。加えて、是津弘正監事(’78経営)より監査報告が行われた。続いて、和田事務局長より、役員改選も提起され承認された。最後に未来人財育成基金へのご支援のお願いがあり閉会となった。
第Ⅱ部大学代表によるご挨拶は、立命館大学野口義文副学長(‘86法)より、スポーツや文芸での学生の活躍に加え、近年の立命館大生の進路先の躍進について、熱くご報告いただいた。
第Ⅲ部立命館大学校友会飯田俊之副会長(‘82産社)よりは、末来人財育成基金へのご支援の御礼に加え、コロナ禍で実施してきたオンラインでの校友大会のメリットと2023年11月4日に開催予定である全国校友大会の案内を行った。
第Ⅳ部講演会では、「日本酒と醗酵の世界に魅せられて」と題し、旭日酒造有限会社副杜氏兼専務取締役である寺田栄里子氏(‘88産社)より、わかりやすいイラストマップ等の資料を駆使し、大学卒業後いかに酒造りに携わるようになったかの経緯や酒造りの苦労や面白さについて講演を行い、校友は大いに聞き入っていた。また、寺田氏は、体育会ソフトテニス部のご出身でもあり、一層の盛り上がりを見せていた。
講演会終了後は、全体で集合写真の撮影を行った。
第Ⅴ部の懇親会は、安達且顧問(‘69法)による、「4年分の乾杯を!」という乾杯の発声で開宴された。宴の途中では、松本都志郎氏(’90産社)による引き語りや、初参加の若手・中堅校友の挨拶等、久しぶりの懇親会を全員で楽しまれている様子であった。最後は、小田川真一副会長(‘83法)によるご挨拶により懇親会はお開きとなった。
なお、立命館大学校友会事務局からは、村上吉胤スポーツ強化オフィス課長(‘89経営)が出席した。