7月22日(土)16時30分から、香川県高松市内のホテルパールガーデンにて香川県校友会総会・懇親会が開催され、熱気溢れる一体感に包まれ終了した。
総会は香川県校友会の中野香里事務局次長(’97文)の司会進行で開始し、その後、全参加者が起立し多田勲氏(’59法)の指揮のもの校歌を斉唱した。
次に、松浦康隆会長('77経営)より開会挨拶が行なわれ、総長や副会長、岡山県校友会等の来賓者への謝辞とともに、コロナ禍での厳しい校友会活動を振り返り、校友会を支えてこられた関係者や歴代の幹事への感謝を述べられた。また各地域・職域での支部立ち上げが顕著で、近々では小豆島支部が新たに加わっており、これは参加しやすい環境づくりが進行している香川県校友会の特徴だと強調された。最後に未来人財育成基金での学生支援を母校とともに全力を注ぎ、合わせて香川県校友会のさらなる発展に向け力を結集していくことを改めて表明された。
来賓挨拶冒頭、学校法人立命館 仲谷善雄総長より、香川県校友会の活発な活動に賛辞を送られ、また副総長在任中に豪雨の影響で予定されていた香川県入りができなかった逸話にも触れられ、ようやく積年のおもいが本日叶ったことへの万感の思いを語られ会場は大きな拍手に包まれた。その後、未来人財育成基金が学生の成長へ実際に役立てられていることへの感謝の気持ちを述べられ、大学の近況報告では、世界大学ランキングでの上位進出と躍進ぶり、目覚ましい研究力、宇宙地球探査研究センター(ESEC)開設に伴う記者会見での反響の大きさ、APUの新学部設立や米山学長の誕生、附属2校からのハーバード大学への進学、国家公務員総合職・公認会計士・薬剤師試験等の難関資格試験での輝かしい合格状況、そして現役学生がサッカー日本代表メンバーに初選出された話題等、多岐にわたり詳細かつ熱くご紹介された。結びに、来年2024年のBKC開設30周年、衣笠キャンパスの映像学部とBKCの情報理工学部がOICへ移転にすることで実現する1万人規模のソーシャルコネクティッド・キャンパス、2025年にはOICが10周年、APUが25周年、大学創始125周年という大きな節目の年を迎えることに言及、学園の創造・発展に向け大学と校友会が一体となり今後も力を結集して参りましょう、と呼びかけられ会場は大きな拍手に包まれた。
その後、校友会本部を代表して、柴田順夫副会長が挨拶された。校友会未来人財育成基金をはじめとした母校・後輩支援、校友会活動への参加に対して謝辞が述べられた。そして香川県との古くからの深いご縁について述べられ、奈良県校友会長として取り組まれている活動の一端も披露された。校友会活動報告では、コロナ禍を経て今年度に入り各地で活動が再開し始めている近況や門川大作校友会長の就任、11月4日にBKCで開催されるALL立命館校友大会等広くご紹介され、母校の一層の発展と後輩学生の活躍を校友皆で応援してまいりましょうと力強く結ばれた。
次に、春の褒章受章された岡山県校友会の守屋博司会長にかわりご出席された宇佐美雅廣副会長(’74法)が挨拶され、岡山県と香川県校友会との深い絆について熱く語られ、今次の盛会に賛辞を送られた。続いて多忙なスケジュールを縫って駆けつけた香川県教育委員会の淀谷圭三郎教育長(’87法)が壇上に立ち、香川県の教育振興に関わる施策の総合的な推進や地域政策について触れられたほか、バレーボール部で汗を流した学生時代のエピソードも交え参加者からは温かい拍手が送られた。祝電披露の後は、黒川宏事務局長(’92経営)が令和4年度の香川県校友会の会計について詳しくご報告され満場一致で承認された。
懇親会の部に移り、まずは未来人財育成基金成果発表として、学生団体Uni-com(ユニコーン)の学生2名が衣笠キャンパスでの活動について詳しく披露し、さらなるご支援を呼びかけた。続いて現役学生の発表に感動の余韻が漂う会場に穴吹学顧問(’71経営)が登壇。「漢字のなりたちについて」と銘打ちホワイトボードを駆使した講演をおこなわれ、タイムリーな話題を材料にしたQ&Aで場内は大いに沸いた。次に登壇した校友は、香川県・高松市・綾川町の現役議員の7名で、それぞれが自己紹介とともに香川県校友会への感謝の弁を述べられ、その中の小泉敦小豆島支部事務局長(’06法)の乾杯の発声により開宴となった。
各テーブルでは久しぶりの再会に笑い声と笑顔が絶えず、総長を囲んだ写真撮影や乾杯、名刺交換も絶え間なく、熱い空気の中、黒川事務局長が練りに練った「くじ引き」で会場の熱気は一気に高まった。そして、宮本浩志幹事(’86法)が登壇し、久方ぶりの迫力とキレのある演舞のリードに合せて、参加者全員が応援歌を熱唱し会場は大きな一体感に包まれ懇親会はお開きとなった。
事務局として、立命館大学BKC地域連携課から布施亮介担当課長が出席した。
なお、来年の香川県校友会総会は2024年7月末頃、予定されている。