2023年6月17日(土)東北海道校友会の総会が開催されました。
開催レポートが届きましたので、以下に掲載いたします。
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2023年6月17日(土)18時より、北海道の帯広市にある北海道ホテルの新緑の間において、2023年度立命館大学東北海道校友会総会が開催された。校友会代表の福元寅典校友会副会長(’72経済)、馬場幸蔵校友会副会長(’76産社)のほか、産業社会学部北海道校友会の中川均会長(’80産社)(オンライン参加)、大学代表・校友会事務局兼務の布施亮介BKC地域連携担当課長などの来賓を含む34名の校友及び学園・大学関係者が出席した。
総会では土田真也事務局次長(’05法)の司会で開会後、出席者全員で校歌を斉唱し物故者への黙祷をおこなった。その後、本田公一会長(’74産社)より開会の挨拶が行われた。3年ぶりに東北海道校友会のメンバーが一堂に会しての開催への感慨深さ、そして久しぶりの開催で不安があった中、これほど多くの校友が出席したことに対して深い感謝の辞と母校の発展とともに東北海道校友会もさらに歩みを進めていきたいと熱く述べられた。
来賓紹介に続き校友会本部からは遠く鹿児島県から北海道入りした福元副会長が挨拶された。未来人財育成基金をはじめとする母校・後輩支援への積極的な参加が呼び掛けられたほか、コロナ禍の苦境を乗り越えた立命館大学校友会の深い絆は未来永劫続くことは間違いないと強調された。次に大学代表挨拶として布施担当課長が日頃の大学、学生への支援に対する謝辞を述べ、学園の近況と合せて校友・学生の活躍も広く紹介した。併せて各テーブルにBKCの食マネジメント学部等の学生団体「ぎゅっと滋賀」が作ったスイーツが置かれていたので、同団体の学生たちのエピソードを披露したところその発想力や実行力に出席者はみな感嘆されていた。
祝電披露の後は、土田真也事務局次長と斉藤進也事務局次長(’00産社)より2022年度事業報告・決算報告・監査報告、2023年度事業計画」(案)・予算(案)、役員の選任案が提起され、全6号の議案は審議後すべて拍手をもって承認された。その後、菊池貞雄幹事長(’81産社)より、校友会未来人財育成基金への協力が呼び掛けられ、会場内にチアカード(募金袋)が配布された。
懇親会に入り菊池幹事長の司会のもと、馬場幸蔵校友会副会長の挨拶と乾杯の発声で会場は一気に盛り上がり懇親会はスタートした。穏やかで温かい交流が広がる中、奄美開運酒造より提供された黒糖焼酎「れんと」と同校友会の大熊誠一副会長(‘76経済、根室市)から送られた日本最東端の蔵元、碓氷勝三郎商店の「北の勝」の冷用酒「きたしずく」の紹介が行われ、さらにテーブルごとに全員が自己紹介と近況についてマイクを握り、学生時代の苦労話や思い出話しも笑いと共に触れられ、会場は大きな笑い声と笑顔に包まれた。中でも紋別市のさらに北に位置する興部町から約240㎞車で四時間半かけて参加された山﨑重幹事('85産社)には大きな拍手が送られた。
懇親会も後半に差し掛かり、以前より恒例だった京都検定クイズ大会が始まった。本田会長が厳選した難度の高い問題に参加者は頭を悩ませつつ、回答が発表される度に会場は盛り上がった。そして終盤を迎えたステージには大久保良信事務局長(’79経済)が立ち、懇親会場の熱気を応援歌斉唱へと繋がれ、さらに本田会長と花高了三氏(’78文)も加わり壇上でリードされた。最後は青木邦雄氏の締めのご挨拶と音頭で全員がさらに一体化し会は盛況のうちに中締めとなった。
当日は帯広市等の十勝地区はもちろん、釧路・根室地区、遠く北見・網走・紋別地区からも多くの校友が会場に駆けつけて、時間の経つのを忘れるほど終始熱い空気が会場を圧倒した。コロナ禍を乗り越えて東北海道校友会の絆がさらに深まり、より一層の強い繋がりを感じさせる総会・懇親会となった。