2023年6月3日(土)、「2023年度 立命館大学校友会 幹事会」を朱雀キャンパスとオンラインのハイブリットで開催し、218名の校友会幹事が出席しました。
冒頭、物故者に対する黙祷、学園歌斉唱の後、村上健治校友会会長の挨拶で開会いたしました。仲谷善雄学校法人立命館総長による挨拶では、短期留学プログラム「Global Fieldwork Project」に対する経済支援や校友会未来人財育成基金への感謝の後、大学として「次世代研究大学」を目指し、世界に貢献できる人材の輩出や卓越した研究成果の発信にむけて取り組んでいくことが述べられました。議事では、村上会長が議長として選出された後、以下の全ての議案が幹事へ報告され、審議事項についてはいずれも拍手をもって全会一致で承認されました。
<議 案>
【報告事項】
1.2023~2025年度立命館大学校友会役員の選任について
2.立命館大学校友会 名誉校友の選任について
3.立命館大学校友会 顧問の選任について
4.立命館大学校友会 新卒幹事の選任について
5.2023年度校友大会「オール立命館校友の集い2023」の開催について
【議決事項】
1.2022年度事業報告および2022年度決算報告について
2.2023年度事業計画案および2023年度予算案について
3.学校法人立命館評議員候補者の推挙について
議事終了後は、今回の幹事会を節目に、村上会長から門川新会長の新体制となることに際し、門川新会長から村上会長へ感謝状と花束が贈呈されました。
村上会長からは、退任に際し、これまでの10年間にわたり校友会活動への協力をいただいたことへの感謝の言葉から、「100周年記念事業をはじめ、地方大会など心に残る出来事を数多く経験し、立命のきずなの強さを感じた10年であった。」と振り返りました。なかでも、未来人財育成基金について「全国の校友が少額からでも寄付をして、3億円を突破したことは本当に誇らしい。」と述べられ、最後に「学園と校友会は車の両輪であり、校友の活躍が学生や大学に勇気を与え、さらなる立命館大学の発展に繋がることを願っている」とこれまでの支援に対する謝辞を述べられました。
続いて門川大作新会長からは、会長就任に際し、「学生の主体的な取り組みを校友が応援する未来人財育成基金は、とても立命館大学らしい取り組み」と未来人財育成基金等を通じた校友による母校後輩支援に触れ、「立命館が京都にあって今の私がある。立命館を愛する気持ち、感謝する気持ちは誰にも負けないと自負している。村上会長より校友会への思いを引継ぎ、誠心誠意会長として頑張りたい。」と意気込みを語られました。
幹事会終了後は、国際関係学部小林主茂准教授によるアカデミック講演会「グローバル国際関係学から考えるロシア・ウクライナ戦争」、校友会未来人財育成奨励金受給団体報告会、都道府県校友会、学部・学系校友会会長会議の3つに分かれ、それぞれ講演やグループワークを行いました。未来人財育成奨励金受給団体報告会には、過去に奨励金を受給した校友なども参加し、現役学生との交流を深めました。
以上