2023年6月3日(土)立命館大学ウリ同窓会の総会が開催されました。
開催レポートが届きましたので、以下に掲載いたします。
--------------------------------------------------------------------------------------------------
2023年6月3日(土)17時から東華菜館において、立命館大学ウリ同窓会の記念講演・第55回定期総会・懇親会が開催されました(参加者50名)。
前日の大雨の影響で東海道新幹線が運休(午前中)および徐行運転(午後)を行ったため、予定されていた第一部の記念講演会の講師であるムーギー・キム先生の到着が遅れ、急遽第一部に定期総会、その後、第二部に記念講演会が入れ替えて行われました。
定期総会では事業報告、予決算、事業計画、会則改定、役員改選案が審議され、全会一致で承認されました。そして崔仁寿会長代理(1982年法)が新たに会長に選任されました。記念講演会では、ムーギー・キム先生が「菊と木槿(ムクゲ)・キムチとたくわん、世界中で学び働いて解った隣国関係の本質」というテーマで、実体験を交えながら、大韓民国、朝鮮民主主義人民共和国、日本の文化の違いについて紹介され、相互理解に向けた持論を述べられました。
仲谷善雄総長をお迎えして行われた第三部の懇親会では、冒頭に参加者全員で記念撮影を行い、その後、来賓挨拶となりました。
初めに仲谷総長が、校友会未来人財育成基金をはじめとするこれまでの支援への謝辞を述べるとともに、各種研究力評価で私学では3番目に位置付けられることが多いこと、未来社会に貢献する新しい研究分野の創出を目指してRARA(RITSUMEIKAN ADVANCED RESEACH ACADEMY)を設置したこと、2024年にOICに情報理工学部・研究科と映像学部・研究科を移転させ、サイバーとフィジカルが融合し、アートとデジタルテクノロジーを基盤とするクリエイティブなキャンパス「ソーシャル・コネクティッド・キャンパス」の実現を目指すこと等、「次世代研究大学」になることを目標に掲げ取り組むR2030チャレンジ・デザインの現在地と今後の抱負について述べられました。
続いて校友会本部を代表して福元寅典副会長(1972年経済)が、先刻行われた校友会幹事会において10年間校友会長職を務められた村上健治会長(1970年産社)が勇退され、新たに門川大作京都市長(1974年法)が校友会長に就任されたことと、11月4日にBKCにおいて「オール立命館校友の集い2023」が開催されることを紹介し、校友会未来人財育成基金への理解と協力要請を行いました。
その後、校友会事務局として参加した大場次長、慶應義塾大学KOREA三田会の朴英明前会長、京都大学コリア同窓会の夫世進副会長、同志社コリア同窓会の朴煕均副会長が祝辞を述べ乾杯、祝宴となりました。ジャズ奏者・シンガーであるユン・ファソン氏のバンド演奏をバックに交流が繰り広げられ、最後に仲谷総長へ花束が贈呈され、お開きとなりました。