2022年11月6日(日)、立命電友会が総会を開催しました。開催レポートが届きましたので、以下に掲載いたします。
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立命電友会は創立が1992年11月1日であり2022年で30周年を迎えることから、2022年11月6日に記念祝賀会を開催する運びとなった。
12時の受付開始直後から早くも多くの会員が集まり始め、そこかしこで同窓生の輪ができ、久しぶりの対面に話が弾む中、13時に開会、祝賀会が開始となった。初の試みであったオンラインでのリアルタイム配信も予定通り開始され、どうしても現地参加が難しい場合のリモート参加も順調であった。立命館大学副学長 野口様、校友会副会長 柴田様、立命館大学理工学部長 高山 茂先生、数物会会長 高須様、機友会会長 池田様を来賓にお迎えすると共に、OB教員である前田先生、浦山先生、杉本先生、名西先生、服藤先生もご参加での開催である。
本来であれば全員で斉唱する校歌も、コロナの影響で曲を静かに聞く形で進む。黙とうに続き、新会長・森岡様より開会の挨拶と、コロナ禍での開催経緯や感染を広めないための注意事項などを述べて頂いた。また、副学長 野口様から、発足30周年についての労いなど祝辞をいただき、その後、祝電の披露が行われた。
メインイベントの一つである大依氏の講演会は、「京都が拓き日本が開く宇宙・航空の電動化」というタイトルで、刈谷先生とのエピソードを交えつつ、航空機における電動化の取組についてご講演頂いた。大きなチャレンジングなテーマとして夢のある話であったと感じた。
続いてパネルディスカッションが行われ、講演頂いた大依氏に、山口氏・中原氏、司会の峯元先生を加え、熱い議論が行われた。峯元先生にご用意いただいたテーマを元にディスカッションが進み、電気業界の掘り下げや各社の紹介を交えながら、産学共同体としての電友会の在り方などについて議論が深められた。それぞれの領域での成果の共有だけではなく、ある意味、失敗談的なことも話せる場として、こういった電友会の場は有効ではないか、などのお話もいただいた。
立命館大学校友会 副会長の柴田様より乾杯のご挨拶をいただき、懇親会の部の開始となった。コース料理が手際よく配膳され、これまでのアカデミックな会の装いから、一気に華やかな会場の様子に変わった。クリアパネルで仕切られたテーブルながら、会員間の懇親が進んだ。この日、総長選挙と重なり参加が遅れていた高山理工学部長が到着され、到着早々ながら祝辞を頂き大きく盛り上がることとなった。また、この懇親会の時間を利用して、遠藤氏から関東立電会取り組み状況をご紹介いただくと共に、現役学生を迎えて研究室紹介が行われ、学生諸君の活躍の状況などを垣間見ることができた。続いて川畑事務局長より、立命電友会30年の歩みをご紹介いただき、発足当時の様子を思い出しながら、この30年にわたる取組みや動向について、会員一同想いを巡らせることとなった。
コロナ禍の状況ではあったが、現地参加120名、オンライン参加26名を迎え、大いに旧交を温め、盛況のうちに幕を閉じることができた。
最後に、本会の開催にあたり精力的に準備に加わって頂きました準備委員会の皆さま、事務局の皆さまに、心から御礼を申し上げるとともに、会員の皆さまのご健勝を祈念申し上げます。