2022年10月29日(土)11時から、神戸市中央区の神戸倶楽部(The Kobe Club)にて、兵庫県校友会「兵庫県校友のつどい・創立100周年記念総会」が開催された。兵庫県校友会は、2020年に創立100周年を迎えたが、コロナ禍のため記念総会が延期となり、2年越しで対面での開催となった。
第1部の総会は、山住大幹事(’98産社)の司会進行により、物故者への黙祷・校歌斉唱(黙唱)のあと、下村治生会長(’10経営管理)より、これまでの100年の活動の積み重ねをもとに、次の50年・100年を見据えてさらに校友会が発展していくよう「ワクワクする校友会を作っていきたい」と開会の挨拶があった。
続いて来賓を代表して学校法人立命館の森島朋三理事長からは、兵庫県校友会の創立が立命館大学よりもその歴史が深く、その当時大学昇格にあたり多くの校友の力があったことに触れ、また今後の立命館の発展には、兵庫県が大変重要なエリアのひとつであることから、兵庫県校友会のさらなる発展に期待を寄せる挨拶があった。また、立命館大学校友会林幸雄副会長からは、改めて校友どうしが対面で交流できることの意義について触れ、未来人財育成基金が10年を迎え、これまでの取り組みへの感謝と一層の寄付の呼びかけがあった。
議事は、寺田豊事務局長(’89経済)から事業報告・収支報告、及び2022年度事業計画・予算案の説明があり、全て了承された。
第2部は、元阪神タイガース監督の吉田義男氏による講演がおこなわれた。冒頭吉田氏の学生時代および野球との出会い、その後の野球人生について語られ、後半に質疑応答の時間が設けられた。吉田氏は現在もABC朝日放送解説者、日刊スポーツ客員評論家を務められおり、会場からは日本シリーズの展望、岡田新監督について、期待する選手、選手育成法など多岐にわたる質問が途切れることなく寄せられ、大いに盛り上がった。
第3部の懇親パーティーは、水田宗人前会長(’71産社)による乾杯の発声で開宴となった。参加者は神戸倶楽部の料理に舌鼓を打ちながら、久々の対面での再会に大いに交流を深めた。歓談中には、髙見善巳副会長(’83経営)から未来人財育成基金の紹介と寄付の呼びかけがあった。また、吉田義男氏のサインボール抽選会があり、大いに盛り上がった。終わりに、松原浩二実行委員会委員長(‘80法)から中締めの言葉で閉会となった。