5月19日(木)、特定非営利活動法人中川小十郎顕彰会(理事長 山脇安三氏・1970年 産業社会学部卒業)・立命館大学校友会亀岡校友会(会長 中川茂雄氏・1965年 経営学部卒業)が亀岡に中川小十郎の顕彰碑を建立、記念式典・除幕式が開催されました。
中川小十郎は、現在の亀岡市馬路町に生まれ、志ある若者たちが昼間働き、夜間に学ぶことができる「私立京都法政学校」を1900年5月19日に創立。その後、1913年に西園寺公望から「立命館」の名称を受け継ぎ、初代総長として立命館の発展に尽力しました。
中川小十郎の功績を後世に伝えるため、10年以上にわたり活動を続けてきた中川小十郎顕彰会・亀岡校友会は、この度、多くの人が集まる亀岡駅北一号公園入口に顕彰碑を建立されました。
式には、古川博規・京都府副知事や桂川孝裕・亀岡市長など約110人が集まり、顕彰碑の建立を祝いました。今回の取り組みに協力してきた立命館からは、森島朋三理事長・仲谷善雄総長が出席、森島理事長は、「生誕の地・亀岡に顕彰碑が建立されたことをうれしく思います。顕彰碑を通じて、中川小十郎の思いをより多くの皆さまに知っていただくことを期待しています」と祝辞を述べました。また、中川小十郎を研究する山崎有恒・立命館大学文学部教授からはその足跡について紹介がありました。その後、会場を移して除幕式を実施、最後に中川茂雄・亀岡校友会会長から謝辞が述べられ、閉式しました。
参列者からは、「中川小十郎の偉業、そして向上心溢れる生き方を多くの人に伝えることのできる顕彰碑が建立され大変うれしい」「日本の発展に貢献した中川小十郎と同じ亀岡出身であることがとても誇らしい」といった喜びの声が数多く寄せられました。
桂川孝裕・亀岡市長 山脇安三・特定非営利活動法人中川小十郎顕彰会理事長
山崎有恒・立命館大学文学部教授
中川茂雄・立命館大学校友会亀岡校友会会長 中川小十郎 顕彰碑