5月15日(日)17時からホテルグランヴィア京都 源氏の間において、立命館スポーツフェローが2022年度
総会および創設40周年記念式典・祝賀会を開催した(142名)。
立命館スポーツフェローは、1981年3月15日、現役部員の活動支援や会員相互の親睦を目的に「立命館大学
体育会OB会」として、相撲部OBの小川半次氏を初代会長として発足。以来、母校立命館の教学精神に則り、
立命館スポーツおよび母校の発展と充実に寄与する組織として様々な活動を展開してきた。
総会では、水田雅博会長が議長に選出され、2021年度事業報告ならびに2022年度事業計画などについて
報告・審議され、各議案は満場一致で議決された。なお、創立40周年を機会として、「立命館スポーツ」の
更なる発展のため、新たに「立命館スポーツフェロー スポーツアンバサダー制度」および「立命館スポーツ
フェロー アドバイザリースタッフ制度」の設立されることとなった。
総会後、40周年記念式典に先立ち、「アスリートたちの“過去”“現在”“未来”」と題し、創設40周年記念フォーラムが開催された。フォーラムでは、水田会長がコーディネーターとなり、新設したスポーツアンバサダーの
馬淵優佳氏(‘17スポ)、江島大佑氏(’08産社)、齋藤里香氏(‘06産社)が登壇され、それぞれの競技体験、
そこから学んだこと、そしてこれから目指すことを述べられ、特に大学スポーツの場は人生において大切な場であり、その発展に寄与していきたいとのメッセージが送られた。
40周年記念式典・祝賀会の司会は、仲川将史幹事長。冒頭に寺地永副幹事長(創設40周年記念事業実行委員長)が開会の辞を述べ、先輩諸精霊に対する黙祷。応援団OB・OG洛翠会 松尾悠副会長のリードにしたがって校歌の黙唱をおこなった後、水田会長が開会の挨拶をおこなった。挨拶の中で水田会長は、コロナ禍の影響で体育会の活動が思うように出来ない中でも、多岐に亘ってのお力添えを感謝するとともに、「体育会各組織が結果を出せるように努力していく」ことを力強く述べられた。
続いて、来賓を代表して3名がご登壇。はじめに門川大作京都市長(‘74法)より、長年にわたり大学のまち・
京都の発展はもとよりスポーツ振興に多大な貢献をされたことに感謝を述べられ、「文化・スポーツは社会において必要不可欠であり、文化・スポーツを通じた多様性と包摂性が育てられる」と重要性を紹介されつつ、立命館スポーツの発展にエールを送られた。次に、学校法人立命館森島朋三理事長がご登壇され、「スポーツの素晴らしいところは、勝ちにこだわり、勝つためになにをすべきか考え抜く経験が出来ること」と述べらた。またスポーツは感動を与えることのできるものであり、その感動を学生・父母・教職員をはじめ多くの方々に広げて欲しい。と熱いメッセージを送られた。最後に学校法人立命館仲谷善雄総長が登壇し、立命館大学が掲げるR2030で次世代研究大学を目指すことに触れられ、「研究の本質は探究心であり、その探求心はスポーツを通じ成長するものでもある。大学スポーツの場を通じて探求心を醸成してほしい」とエールを送られた。
祝賀会では、永井博副会長が声高らかに乾杯をご発声され、祝宴となった。なお、祝宴は京都府の定める祝宴のルールに則り、感染症対策を講じた上での実施となった。祝宴と並行して表彰式がおこなわれ、会長功労賞の授与、40周年記念表彰がおこなわれた。
種目は違えども学生時代に共に高め合った同級生同士や、久しぶりに再会した先輩、後輩同士の交流等で大いに会は賑わった。宴もたけなわとなった頃、応援団OB・OG洛翠会 松尾悠副会長のリードによる応援歌を黙唱し、大塚勲副会長の挨拶で中締めとなった。
なお、校友会事務局からは校友・父母課加藤課長補佐が参加した。