2021年11月23日に奈良県香芝市下田地区公民館において、奈良県校友会西和立命会の記念セミナーが開催された。
西和立命会は2019年に設立され、本企画は今回で2回目の開催。前回はオンラインで開催されたが、今年度は感染対策を十分にとった上で対面とオンラインの併用とされた。
冒頭には、花野茂由会長(’88経済)から挨拶があり、西和立命会は設立後からコロナ禍で活動を余儀なくされたが、校友会活動を止めないという強い決意が述べられた。校友会事務局からは井上拓也事務局長の挨拶があった。
講演は、山崎有恒文学部教授による、「立命館の誕生と、その後貫き通した創立理念」というタイトルで行われた。山崎先生は昨年に続くご登壇で、立命館の学祖である西園寺公望と設立者である中川小十郎との関係について、これまで史実上あまり明らかではなかったが、どのようにして出会い、京都に立命館大学を設立したのか、最新の調査研究を交えて見解を述べられた。
参加者一同興味深く講演に聞き入り、終了後には参加者からさらに掘り下げる質問がでていた。
最後に、柴田順夫奈良県校友会副会長から締めの挨拶があった。
事務局からは井上拓也事務局長が出席した。