大学HPに、記事が掲載されました。
http://www.ritsumei.ac.jp/news/detail/?id=2260
立命館大学は、Postコロナ社会における課題解決、価値創造に貢献する多様な研究を推進するため、本学教員を対象に「Postコロナ社会 提案公募研究プログラム-Visionaries for the New Normal-」を公募し、このたび13件(研究費総額:約2,300万円)を採択しました。
本学は2020年9月から、新型コロナウイルス感染症に関する調査研究や基礎研究、応用研究を支援する「Withコロナ社会 提案公募研究プログラム-Visionaries for the New Normal-」を実施し、大学の総合知をいかしたWithコロナ社会における研究活動に取り組んできました。これまでに、つぶやくだけでクリアに伝わる「ボイスピックアップマイク」の開発、オンライン会議でメンタル計測ができる「心の距離メーター」の構築などの成果が出ています。 今回は、Postコロナ社会を見据えた新たな価値の創造を積極的に推進することを目的とし「新しい大学教育手法に関する研究」「Postコロナ時代に資する研究」の2つのカテゴリーを新たに募集した結果、学際・自然科学・人文社会科学分野から43件の提案が集まり、審査を経て13件の提案を採択しました。
今後は、今回の採択提案を実施し、昨年の取り組みの検証も行いながら、総合大学としての研究者の多様性、強みをいかし、幅広い知を結集した新たな研究課題に取り組みます。
<新しい大学教育手法に関する研究>
産業社会学部 大谷いづみ 教授
困りごとを抱えた学生と教員を架橋するプラットフォームの構築:Postコロナ社会における高等教育のハイブリッド化による「障害学生」支援の未来
産業社会学部 永野聡 准教授
学習者視点で考えるハイブリッド型ボードゲームの開発を通じた新しいアクティブラーニング(フィールドワーク)に関する実証的研究
食マネジメント学部 野中朋美 准教授
GastroEdu:生産者と生活者を教育を媒介につなぐオンラインワークショップ「ポテトアドベンチャー」「コーヒーアドベンチャー」
政策科学部 宮脇昇 教授
大学の学びを変えるハイブリッド・ゲーミングの比較検証の研究
生命科学部 山下美朋 准教授
持続可能なフィードバック体制を基盤とするPostコロナ時代の外国語教育の学生支援モデル構築
生命科学部 山中司 教授
Post コロナ × DX × 最先端英語教育:VR 技術を用いた英語自律学習環境の開発と実装
<Post コロナ時代に資する研究>
スポーツ健康科学部 家光素行 教授
運動時(課外活動・体育授業等)における免疫機能応答の検討と低下予防策の提案
立命館アジア・日本研究機構 黒田彩加 准教授
アジアにおけるパンデミック対応の多様性:Postコロナ時代の社会観・倫理観の比較研究
理工学部 小西聡 教授
携帯端末を使った生き物研究のリモート支援
理工学部 櫻田武 助教
デジタルリンクリハビリテーション実現に向けたオンラインニューロフィードバックシステム開発
先端総合学術研究科 立岩真也 教授
災害弱者と感染症アーカイブを通じたPost-COVID-19における新たな共創社会
情報理工学部 西浦敬信 教授
飛沫拡散抑制に向けた小声から明瞭音声への音声復元システムの構築
文学部 花岡和聖 准教授
Postコロナ社会における近隣地区の在り方―位置情報ビッグデータを用いたレジリエンス評価―
○関連情報
Withコロナ社会 提案公募研究プログラム-Visionaries for the New Normal-(2020年度実施)採択課題