2021年9月5日(日)13時より、立命館大学広島県校友会総会が開催された。
昨年は新型コロナの影響から中止となったが、今年は感染拡大防止のため、初めてのオンラインによる開催となり、校友・来賓あわせて約55名が参加した。
榮真樹さん ('04理工)、石井百恵さん('00産社)の司会で進行。はじめに、物故者への黙とう、校歌斉唱、続いて上野康史会長('82理工)より開会の挨拶が行われた。その後、井上校友会事務局長より、立命館学園への日頃のご支援に対する謝辞、学生・校友の活躍や学園の近況報告と仲谷善雄総長のビデオメッセージが配信された。司会のお二人はアナウンサーでもあり、出席者とのかけあいも交えながら和やかに進行された。
議事は、常川貴史事務局長('13経済)から、①2020年度活動報告、②2020年度会計報告、③2021年度予算案、④2021年度役員改選案の各号について報告。続いて、足羽眞一監査('80法)から2020年度監査報告があり、拍手をもって全議案が承認された。
第2部は、「センシング技術がつくる未来社会」というテーマで情報理工学部村尾和哉准教授による講演会が行われた。刻々と進化する情報技術が日常生活にどのような変化をもたらすのか最新の技術動向を交えてお話をいただき、参加者は興味深く聞き入り、終了後は質問も飛び出すなど、和やかな空気に包まれた。
第3部の懇親会では、来賓として広島県東部校友会の島田実斉会長、神原大造幹事長、香川県校友会の松浦康隆会長、黒川宏事務局長が出席された。村上健治校友会会長のビデオメッセージの後、Zoomのブレークアウトルーム機能を活用して、グループに分かれて懇談の場をもち、対面で会うことができないながらも、参加者どうし日ごろの近況など和やかに交流を深めた。
特別企画として立命館大学応援団チアリーダー部と応援団OBの上野会長とのコラボによる寮歌・応援歌の動画が上映され、大いに盛り上がった。
最後に、倉迫昭宏副会長('86法)の締めの挨拶でお開きとなった。
3時間超の長丁場ではあったが、参加者を飽きさせない工夫も随所に見られ、参加者の途中退室はほとんどなかった。一方、来年こそは一同に会することに期待する声も多く寄せられた。
なお、立命館大学校友・父母課井上拓也課長が参加した。
総会当日は、広島県に緊急事態宣言が発出されており、乾杯はソフトドリンクで行うなどの配慮がなされており、広島県校友会からは、本部会場となった広島市内の会議室には10名のスタッフが集まったが、アクリルパネルや消毒剤の設置、CO2濃度測定器による換気管理などの感染防止対策が施したとの報告があった。
終了後、事務局には、「楽しい会でした」との声が多く寄せられ、準備にあたった役員の方々も、初の試みが成功裏に終わったことに胸をなでおろされていた。