5月19日は立命館大学、立命館学園の創立記念日です。
2019年に校友会は設立100周年を迎え、2020年に大学・学園は創立120周年を迎えました。村上健治校友会長が常々話されている「母校と校友会は車の両輪のようなもの」という言葉のとおり、大学と連携をはかり、新型コロナウイルス禍を乗り越え、校友会活動を盛り上げていきましょう。
大学HPに、記事が掲載されました。
http://www.ritsumei.ac.jp/news/detail/?id=2077
5月19日は立命館大学、立命館学園の創立記念日です。
立命館の歴史は、近代日本の代表的な政治家で、国際人であった西園寺公望が、1869年、20歳の若き日に、京都御苑の邸内に私塾「立命館」を開設したことに始まります。その翌年、学生たちの高談放論を危険と見なした時の太政官留守官の差留命令により立命館は閉校を命じられます。西園寺の秘書を務めたこともある中川小十郎が、その精神を受け継ぎ、自由で一般庶民に開放され、昼間働き、夜間に学ぶ人たちのため、「私立京都法政学校」を鴨川のほとりに創立したのが、1900年5月19日でした。その後、1913年、京都法政学校は、西園寺の承諾を得て、「立命館」の名称を継承し、今日に至ります。
中川は、西園寺の「自由主義と国際主義」の精神を受け継ぎ、「自由にして清新」な学府、つまり自由にして進取の気風に富んだ学園の創造をめざしました。この精神は、立命館学園の建学の精神として、今日まで受け継がれ、学園に集う者の心に息づいています。
本学園では2030年までに学園が目指すビジョンとして「挑戦をもっと自由に~Challenge your mind Change our Future」を掲げ、2020年11月に次代へ向かう中期計画「R2030チャレンジ・デザイン」をとりまとめました。2021年度は、その具体化を開始する節目となります。新型コロナウイルス禍をはじめ、先を見通すことのできない困難な時代だからこそ、私立総合学園・大学として、10年先の高い峰を見据え、今後も挑戦を続けてまいります。
■年表で見る立命館
■立命館の灯 -中川小十郎、立命館創立ものがたり
■学園ビジョンR2030