立命館アカデミックセンターは、どこからでも・どなたでもアカデミックな講義を受講いただける「立命館オンラインセミナー」を開講しています。
5月は、立命館大学文学部山崎有恒教授による『西園寺公望と中川小十郎』を開催します。
明治という激動の時代に躍動した二人の人物にスポットライトを当て、将来展望が困難な時代にあってもブレることなき信念と前向きに生きる行動力を学びます。
5月19日は立命館創立記念日です!是非お申し込みください。
http://www.ritsumei.ac.jp/acr/
日程: 5月16日(日)・5月29日(土) いずれも10:00~11:30
講義名: 西園寺公望と中川小十郎
〔第1回〕知られざる西園寺公望 ―未公開史料群から浮かび上がる「最後の元老」の素顔
〔第2回〕立命館創立者 中川小十郎の軌跡 ―アジアを翔けた生涯に迫る
概要:
〔第1回〕立命館の「学祖」西園寺公望は、近代日本において「最後の元老」として歴代の内閣総理大臣を選定する、重要な役割を演じた人物です。公家出身でありながら、公望はなぜそれほどの政治力を行使しえたのか、彼が描いていた理想の政治体制とは何だったのか。近年発見された史料群により、彼の政治家としての実像に迫ります。
〔第2回〕立命館創立者 中川小十郎は、世間的にはあまり有名な人物ではないかもしれません。しかしその生涯は実にダイナミックなものでした。北は樺太から南は台湾へと東奔西走し、官僚、実業家、政治家、教育者と多彩なキャリアを刻んだ小十郎の生涯について解説しながら、彼が生涯何を追い求め続けたのか、考えていきたいと思います。
講 師: 山崎 有恒 氏 〔立命館大学文学部 教授〕
講師プロフィール:1964年生まれ。東京大学大学院、東京大学文学部助手を経て1995年立命館大学文学部専任講師に着任(現在文学部教授)。専門は日本近代政治史。公議、治水、競馬など多彩な切り口から政治史に切り込むのを得意としている。立命館学園が所有する西園寺公望関係文書、中川小十郎関係文書などの整理、解読に従事。その成果として『西園寺公望関係文書』(松香堂書店)を出版した。
開催方法: Zoomウェビナーによるライブ配信(見逃し配信あり)
定員: 500名(先着順)
受講料: 無料(通常価格1500円のところ特別価格)
申込期限: 各講義の2日前の23時59分まで
■講義詳細・申込はこちら→ http://www.ritsumei.ac.jp/acr/lecture/detail/index.html/?id=221
問い合わせ先
立命館アカデミックセンター事務局(社会連携課内)
E-mail: acr02@st.ritsumei.ac.jp