3月13日(土)、「北海道・東北ブロック会議」が、Zoomミーティングによってオンライン開催されました。北海道・東北ブロックの校友会、来賓、関係者、事務局など約60名が出席しました。北海道・東北ブロックの8つの都道府県校友会に加え、学部・学系校友会、地域校友会、職域校友会、立命館慶祥中学校・高等学校も集いました。
オール立命館校友大会2018 in 仙台の開催をきっかけとし、2019年度に第1回の北海道・東北ブロック会議が福島県で開催され、次回は2020年度に青森県で開催される予定でしたが、新型コロナウイルス禍によって2020年度の開催は見送られました。
しかし、このような状況でもブロック活動に取り組もうと、福島県校友会の馬場幸蔵幹事長(校友会常任幹事)と東北海道校友会の菊池貞雄幹事長(校友会常任幹事)が発起人となり、実現しました。ブロック会議がオンラインで開催されたのは校友会史上初です(ブロックの活動がオンラインで初めて開催されたのは2020年6月13日の「九州・沖縄ブロック 意見交換会」)。
菊池幹事長の司会進行により、開会に先立ち、まずは東日本大震災の発災から10年を迎えたことから、出席者全員で黙祷を捧げました。校歌斉唱の後、馬場幹事長が開催に至った経過などを述べました。
参加者同士で「時と事」をより共有するため、同じお菓子・コーヒーをいただくことを考えました。そこで、発起人二人のそれぞれの土地の銘菓である郡山市三万石の「ままどおる」と帯広市六花亭の「マルセイバターサンド」、郡山市富久栄珈琲のコーヒーが事前に届けられ、参加者は味わいながら会議に臨みました。
来賓祝辞として、校友会を代表して村上健治会長が挨拶を述べ、大学を代表して学校法人立命館の仲谷善雄総長が大学の近況報告をおこないました。仲谷総長への質疑応答もおこなわれ、母校の近況や目指す方向性について、理解を深める機会となりました。
東日本大震災にかかわり、校友会の東日本大震災復興支援特別委員長を務めた川下史朗副会長が挨拶をおこない、復興支援特別委員を担った藤川行江さん・今中智幸さん・小野寺正耕さん・仲川将史さん・黒澤健さんがこれまでの復興支援活動を振り返って一言ずつ話しました。
続いて、宮城県校友会の木村長努さんと福島県校友会の村田恭一さんが、被災地の現状について語りました。木村さんからは、「KINOBUYA PROJECT 防災食(さんまの缶詰)」のお礼と紹介も述べられました。
報告事項に入り、各校友会の活動報告と参加者紹介がおこなわれました。東北海道校友会の本田公一会長、北海道校友会の千廣隆章会長、青森県校友会の水木洋会長、岩手県校友会の菊池宏会長、秋田県校友会の今野謙会長、宮城県校友会の大沼久明会長の代理として柏原晋事務局長、山形県校友会の角田祐喜男会長、福島県校友会の飯塚俊二会長が順に話しました。また、今回は北海道・東北ブロックの8つの都道府県校友会に加え、学部・学系校友会から建設会北海道支部・北海道産社校友会、地域校友会の函館同窓会、職域校友会の北朋会、立命館慶祥中学校・高等学校が出席し、それぞれ紹介されました。
校友会の取り組みについて、校友会事務局からの紹介の後、森川典子副会長が「RI-sA(Ritsumeikan Innovators supported by Alumni)」について説明をおこなった。
校友会未来人財育成基金の募集推進状況について、校友会事務局から本基金について紹介をおこない、校友会未来人財育成基金募集推進特別委員長を務めている林幸雄副会長が挨拶を述べ、+R校友会未来人財育成奨学金の受給学生の成果発表映像が上映され、同委員会の初村雅敬副委員長、同委員会の委員で北海道校友会の石塚慶如理事からコメントがありました。
協議事項として、水木会長から次回ブロック会議は2021年9月11日(土)開催を目指していることが提案され、参加者から賛同が得られました。
最後に、校友会の福元寅典副会長による中締めの挨拶の後、記念写真を撮影してお開きとなりました。
事務局として、立命館大学校友・父母課の布施亮介担当課長、曽谷直樹課長補佐、古澤秀晃課員が出席しました。