2020年1月25日(土)17:00より、ホテルライフォート札幌において、第65回(令和2年度)立命館大学北海道校友会が来賓・校友あわせて64名が出席し、開催された。
総会は、中川均幹事(’80産社)の司会で進行され、初めに物故者への黙祷後、千廣隆章会長(’78理工)は、「昨秋、立命館大学校友会は創設100周年を迎え、我々校友会がこれからも母校の発展に寄与していくことの必要性を感じている。北海道校友会も65回の開催を重ね、これからも更に発展できるよう皆様のご支援をお願いしたい」と挨拶された。
続いて、来賓を代表して伊坂忠夫立命館副総長(立命館大学副学長)より、学園の現状、特にR2020からR2030への挑戦に向けての取り組み状況について報告があった。そして、文化・スポーツを含め、様々な分野で活躍する学生を支えてくれている未来人財育成基金への校友会の取組みに対しての感謝と今後の更なる支援についてお願いがあった。
続いて、議事に入り、令和元年度事業ならびに決算報告、監査報告、北海道校友会会則改正、令和2年度事業計画、予算案、役員改選が審議され、全て承認された。役員改選により、城戸寛副会長(’80理工)が幹事長を兼務することが決定された。
懇親会は、三寳博光会計幹事(’91経営)の司会で進行。初めに立命館大学校友会の田中康雄より挨拶があり、その後、佐藤一範相談役(’77経営)による乾杯の発声で懇親会はスタートした。しばらく歓談後、「100周年記念オール立命館校友大会」のビデオが会場に流され、会場の雰囲気を盛り上げた。続いて、若手校友・女性校友参加促進と未来の校友支援のための校友会活動実施報告が河野陽平幹事(’10経済)からあり、津留圭馬氏(’97国際)からは、ゴルフ同好会活動報告がおこなわれ、更なる校友の参加を呼びかけられた。
続いて、今回初参加者の自己紹介がおこなわれ、寺島峻介氏(’07理工)は「初めて参加したが、とても楽しかった。来年からはスキー部の後輩も連れて参加したい」との宣言もあり、大いに盛り上がった。
そのあと恒例となった石川拓道氏(‘06産社)提供による日本ハムファイターズのグッズ抽選会がおこなわれ、プレゼンターに本学大学院生の橋爪夏香さんが登場し、会場は大いに盛り上がった。
最後は校歌斉唱と北澤慎之介氏('00法)のリードでグレーター立命“を熱唱し、次回での再会を誓い、お開きとなった。
【北海道校友会 令和2年度記念講演会】
総会に先立ち、記念講演会が開催された。講師は、本学スポーツ健康科学研究科博士課程前期2回生の橋爪夏香氏。橋爪氏は、「+R校友会未来人財育成奨学金」を受給し、現在取り組んでいる研究の成果について、「運動が楽しくなるための幸せバイオマーカーの探索」のテーマで講演した。
橋爪氏は、運動が長続きしない原因を科学的に分析し、マルチタスクは、疲労を増大させることを検証した。この検証作業の過程で必要な経費について、未来人財育成奨学金を活用できたことについて感謝の言葉を述べられ、これから社会人となってもこのことを忘れずに頑張っていきたいと締めくくられた。
短い時間ではあったが、多くの校友がわかりやすい解説に感銘を受けた。