2020年1月18日(土)午後5時より、神戸・元町の中華レストラン「香港茶楼」で2020年立命館大学中華校友会総会・新年会が盛大に開催され、遠路この日のために駆けつけた元留学生校友および来賓を含む、約50名の参加者が出席した。中華校友会は、「中華」にルーツを持つ校友同士が、立命館大学で学んだ縁と絆でつながり、大学の更なる発展と日中の民間交流に貢献する目的で設立された。
総会の第一部は、中国人留学生学友会が制作したオープニング映像で幕を開き、事務局長の張楽氏(’06経営)が総会司会を務めた。始めに、昨年12月に逝去された中華校友会副会長の宋勝雄氏(’58理工)の黙祷をささげた後、全員による校歌斉唱を行った。
その後、司会は幹事長の景梅氏(’04経営)に替わり、冒頭で会長の馬松氏(’92文)が開会の挨拶を行った。馬会長は、「中華校友会は会員親睦のほか、母校支援も視野に入れなければならない。その支援は単なる金銭的な寄付ではなく、中華校友のネットワークを活かして母校の今後の躍進とプレゼンス向上を目指すべきだ」と強くアピールした。続いて来賓代表として、立命館大学校友会本部事務局長代理の布施亮介氏による学園近況の報告があった。その後、立命館大学ウリ同窓会の柄秀代表幹事(’00法)より来賓挨拶があり、従前の中華校友会とウリ同窓会との友好関係に触れながら、これからの一層の連携強化に向け大きな期待を込められた。
引き続き、事務局による年度活動報告および決算報告、テーマ研究の発表や若手校友によるワンポイントアピールのあと、全員集合の記念写真撮影を行ってから第二部の懇親会へと移った。
第二部では、同じく景梅氏の司会により進行され、開会の前には老華僑校友を代表して、初代会長の文啓財(’58理工)氏による新年の祝辞および乾杯の発声で懇談が始まった。会場には、様々な地域・業界・世代を超えた多くの校友がお子様も連れて集い近況報告と情報交換などで交流を深め、終始和やかなムードがいっぱいにあふれ、参加者は時間を忘れて親睦を深めつつ、懐かしい母校の思い出話しに花を咲かせた。更に結束が強まり高揚感と熱気に包まれる中、会は次第に終盤に向かい最後は総会会場を提供された簡国泰副会長(’57理工)による中締め挨拶の後、総会・新年会はお開きとなった。