2019年11月16日(土)、大分センチュリーホテルにて、大分県校友会令和元年度総会・懇親会が開催された。(参加者64名:立命館大学校友47名、立命館アジア太平洋大学校友6名、来賓11名)
大分県に立地している立命館アジア太平洋大学(以下、APU)の校友の参加者が多いことに加え、今年も大分県出身学生の父母へ案内したことで初めて参加した父母、また子息が卒業されたにもかかわらず毎年参加している卒業生父母なども見受けられた。
総会は校歌斉唱の後、松木大輔氏(平22・理工)が議長に選出された。
直野清光会長(昭51・経営)による挨拶では、今年立命館大学の校友会が100周年を迎え、また大分県校友会が来年50周年を迎えること、未来人材育成基金に県からは180万円を超える寄付があり、感謝と共にこれからの協力と発展への支援を要請された。
岩本澄樹事務局長(昭51・産社)から平成30年度(平成30年11月~令和元年10月)事業並びに会計報告、深田宏監事(昭52・法)監査報告が行われ、これを了承。令和元年度(令和元年11月~令和2年10月)事業計画並びに予算について審議が行われた。次年度は前述の通り県校友会が50周年を迎えるにあたり、広告費・記念品制作費(販売を伴う)の増額を行う旨の報告があり、承認された。
議事の後、来賓の紹介と挨拶が行われた。大学代表の志方弘樹常務理事からは、大阪いばらきキャンパスがBCS賞(日本建設連合会表彰)を受賞したことから始まり、仲谷新総長の指揮のもと、学術・文化・スポーツの各分野で学校・学生の目覚ましい成果が挙げられていることの報告が行われた。校友会代表の絈井憲校友会副会長からは、100周年記念事業にかかわる報告、2020年東京オリンピック・パラリンピックの出場を目指す選手への激励金制度の新設などが述べられた。APU代表の山神進理事補佐からは、来年開学20周年を迎えるAPUがこの間地域社会に溶け込んでいったこと、ラグビー・ワールドカップ開催期間中は、大分空港で学生が外国人の来訪者へのサポートを行ったこと等が紹介され、総会をしめくくった。
引き続いて記念公演は、立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所文化事業担当の久保裕之(立命館大学衣笠キャンパス地域連携課)により「大分県で漢字発見~『大』はなぜ『おおきい』という意味と題し、漢字の成り立ちや白川静先生の業績などをテーブル対抗のクイズ形式で紹介。フリップに書いたり、体を使ったり、テーブル同士での交流が進んだ。
続いて、懇親会に入り、来賓の紹介が行われた。来賓は以下の通り。同志社大学校友会大分県支部・三重野祚和支部長、同狭間文重副支部長、香川県校友会・穴吹学顧問、北九州校友会・田村茂彦幹事長、同福岡賢司副会長、久保裕之職員(前述)、APUアドミッション・オフィス・村上吉胤課長、同アカデミック・オフィス・大西克樹課長補佐。
懇親会はAPU校友でアナウンサーの石田さゆりさんの司会進行により、村上課長の発声による乾杯の発声で開宴となった。今年も女性席の設置、会の半ばには若手校友の自己紹介のコーナーの実施など、多様な校友の出席を目指す取り組みがおこなわれた。
賞品多数のビンゴ大会が開催され、最後は石川征仁氏(昭42・法)の音頭により、参加者全員による円陣を組んで、学園歌と応援歌「グレーター立命」の斉唱により幕を閉じた。
終宴後も熱気冷めやらず、二次会で懇親が深められた。