9月14日(土)14時より、島根県松江市殿町の「サンラポーむらくも」に於いて、「2019年度 第48回立命館大学島根県校友会総会」が開催され、校友および来賓計39名が出席した。
第Ⅰ部「総会」は、和田裕之事務局長('93経営)の司会により開会され、校歌斉唱の後、安達且会長('69法)より、「立命館は学部の新設など、この間、ますます発展してきており、島根県校友会においても、より一層、積極的な参加をお願いしたい。今後とも後輩達への支援として校友会未来人財育成基金に、また本年10月の校友会百周年事業ついても積極的な協力をお願いしたい」との挨拶があった。
引き続き来賓紹介の後、安達会長が議長となり、和田事務局長および田中安信理事('78産社)から2018年度事業・決算報告ならびに駅伝特別会計報告が、是津弘正監事('78経営)から監査報告があり、拍手で承認された。続いて、2019年度事業・予算計画(案)についての提案があり、こちらも拍手で承認された。
第Ⅱ部では、大学を代表して、伊坂忠夫副総長('85産社)から挨拶があり、「昨年度BKCに開設した食マネジメント学部、今年度よりOICにおいてスタートしたグローバル教養学部などの新たな教学展開」「岐阜県で開催されている日本学生陸上競技対校選手権大会(インカレ)での長距離男女の活躍ぶり」等、現在の状況報告があり、平素の校友会活動への感謝とさらなる支援のお願いがあった。
第Ⅲ部では、校友会を代表して、林幸雄立命館大学校友会副会長('73産社)から、「校友会未来人財育成基金の取組状況」、および「未来人財育成基金を活用した学生達の活動内容」などについて報告があり、後輩学生へのさらなる支援をお願いしたい旨の挨拶があった。
第Ⅳ部「講演会」では、国立大学法人島根大学・法文学部准教授の飯野公央氏('86経済)より、『歴史に学ぶ地域再生』というテーマで、山田方谷(幕末~明治期の儒家・陽明学者、備中松山藩士)がおこなった藩政改革を現代のイノベーションや産業振興になぞらえて、「目先のことばかりに囚われず、未来のために投資する」ことの重要性について講話があった。「社会が発展するためには、いかに教育が大切であるか」について改めて考えさせられる貴重な講演会となった。
第Ⅴ部「懇親会」は、岡本隆志副会長('81産社)の司会によりスタートし、はじめに星野芳伸氏('78法)の乾杯により開会した。宴の中盤では早川正樹氏('73経営)・生和弘之理事('77産社)・原順一氏('77理工)・岩成功理事('83経済)・足立健輔氏(2014経済)からの近況報告や今年の出雲駅伝に関する応援協力等の要請もあり、大変活気に溢れる懇親会となった。宴の終わりには、全員で肩を組みながら応援歌を熱唱し、海田孝雄副会長('69経営)から「来年の総会は是非とも出雲市で開催したい」旨のご挨拶があり、最後は一丁締めで会はお開きとなった。