新潟県校友会の渡邉剛幹事長(’91経営卒)からレポートをいただきましたので、ご報告いたします。
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令和元年7月31日(水)新潟駅南口の「さかなや道場」にて、新潟県校友会主催の第七回「大人の立命倶楽部新潟(大人倶楽部)」が開催されました。「大人倶楽部」は、現在県内在住者や在住経験のある立命館大学校友のうち、65歳以上の方を対象としております。高齢となられた諸先輩方が若年の後輩に配慮して校友会活動への参加を遠慮することがないよう、同じ年齢層同士で思い出話ができる場の提供として倶楽部の活動を行っております。
例年より少し遅い梅雨明け猛暑の中、今回は、提中宗雄氏(55済)、松澤静雄氏(58理)、中山之隆氏(69文)、小野守通氏(69営)、宇田滋氏(69理)、小畑正敏氏(71文)の皆さんと、今年度中に対象年齢に到達する予定の増谷康昌氏(77営)と樋口和道(78法)の8名が参加です。
会も回を重ねるにつれて認知度が上がったことや毎年達齢者が増える事から、宇田氏と増谷氏は新人として参加され、新たな仲間の輪が広がり、会話も同時代を生きた学生時代の思い出や広範囲で様々に広がる職業経験の話が出て、楽しいひと時が過ごせました。
提中さんは、自らが率いて甲子園に臨んだ糸魚川商工高校時代の教え子たちと米寿の祝いをされた時の写真を、ご自身所有のタブレット端末を操作して皆さんに見せておりました。同じ糸魚川出身の松澤さんは、地元で出土し日本の国石となった「翡翠」とそれでできた「勾玉」について記載する本の出版を考えているとお話し頂きました。自称トラベルライターの中山さんは、韓国の前方後円墳を見てきたことや、北山茂夫の本を読み「令和」の出自を確認できたと話されました。宇田さんは、大学でESSをやっていたため卒業後に語学力を買われて完成したばかりの京都国際会館に就職し11年間勤めたそうです。小野さんは、ご自身の卒業時には学生運動のピークで卒業式が無く、卒業証書が後から自宅に送られてきた話をなされ、同年卒業の中山さんや宇田さんと当時の話で盛り上がっておりました。
小畑さんは、医者の卵を相手に患者の演技をする「偽患者の会」に参加していると報告されました。5年前に税務署を退職して税理士を営んでおられる増谷さんは、学生時代はマルクスの資本論を本当に枕にして寝ていたが近経マル経にかかわらず大学で基礎をしっかり学んでよかったと語られました。
樋口からは、短時間のパート労働になったことで地域の町内会や新潟祭りの役員をさせられ、また、近年大学に限らず高校や中学の同期会役員に引っ張り出されて忙しい状況を報告しました。
最後には、皆で一緒に記念撮影をし、10/19の本校校友会100周年記念大会の成功と次回の再開を約束して会を終了いたしました。
新潟県校友会会長 樋口 和道