2019年7月20日(土)17時より宮城県仙台市のホテル法華クラブ仙台において『第42回 2019年度立命館大学宮城県校友会総会・懇親会』が開催され、山形県校友会から角田祐喜男会長(’80法)、福島県校友会から馬場幸蔵幹事長(’76産社)、学園代表の伊坂忠夫副総長、校友会代表の小野守通副会長(’69経営)などの来賓を含む40名の校友及び学園・大学関係者が出席した。
総会は中澤輝博史(’91産社)の司会でスタートし、全員で校歌斉唱をした後、大沼久明会長(’62法)の挨拶で開会した。大沼会長は、昨年に仙台で開催された「オール立命館校友大会2018in仙台」について、「主催の各校友会において参加目標人数が設定されるなど、ハードな面もあったが、それを乗り越えたことにより校友ネットワークが大いに活性化された。非常に有意義な機会であった」と振り返られた。また、校友会未来人財育成基金へのさらなる協力が呼び掛けられた。
その後、大学を代表して伊坂忠夫副総長が挨拶に立ち、日頃の学園・学生への謝辞が述べられた後、学園の近況、とりわけUNIVASをはじめ大学スポーツ界の進展、2030年へ向けた学園ビジョン「R2030」等が紹介された。また、未来人財育成基金への日頃からの支援に対する感謝の意を述べられ、更なるご協力を呼びかけられた。最後に、仙台で開催となる全日本大学女子駅伝について、「4年ぶりの優勝へ向けて、是非とも協力をお願いしたい」と述べられた。
次に校友会本部を代表して小野守通副会長から挨拶が述べられた。はじめに、昨年の「オール立命館校友大会2018 in 仙台」への参加・参画、日頃の未来人財育成基金へのご協力に対する謝辞を述べられた後、立命館大学校友会の歴史を踏まえられた上で、未来人財育成基金への更なる協力の呼び掛け、「100周年記念 オール立命館校友大会」への参加が呼び掛けられた。とりわけ、校友会設立の経緯に触れられ、「母校の大学昇格に向けて、校友が寄付の募集推進を行った。立命館大学が校友の応援により大学昇格を果たした歴史、先人たちの想いを受け継ぎ、母校の更なる発展を期して、校友会もともに歩んで参りましょう」と語られた。
その後来賓紹介が行われた後、大沼会長を議長として議事に入り、2018年度校友会活動報告、2018年度校友会収支報告および監査報告、2019年度校友会活動計画(案)、2019年度校友会収支予算(案)、役員改選が審議され、すべての議案が拍手をもって承認された。
総会議事終了後、「100周年記念 オール立命館校友大会」への参加の呼び掛け、未来人財育成基金への協力の呼び掛け、全日本大学女子駅伝(杜の都駅伝)の応援企画について連絡が行われた後、閉会となった。
続いて学生報告会として、校友会未来人財育成基金の支援を受けた山本 将太郎さん(生命科学研究科修士課程)より「これからの新時代~子どもたちの未来を切り拓く場を目指して~将棋をコミュニケーションツールとして楽しく」と題した活動報告が行われた。成果報告の中では、これまでの活動成果に加えて、宮城県に対する想いや奨学金への感謝の気持ちが述べられ、会場からは大きな拍手が贈られた。
第二部の懇親会に移り、中澤輝博幹事(’91産社)の司会進行のもと、はじめに大沼会長の挨拶、来賓紹介が行われた。続いて、東北楽天イーグルスにドラフト1位で入団した辰己涼介選手('19産社)のユニフォームに身を包んだ若手校友代表の大宮大史郎幹事('05法)よる、高らかな乾杯の発声で懇親会が始まった。
会の途中には近隣校友会からの来賓として、山形県校友会の角田会長、福島県校友会の馬場幹事長がステージに登壇し、昨年の校友大会の感想等が述べられた。福島県校友会の馬場幹事長からは、8月末に福島県で開催される第1回北海道・東北ブロック会議・翌日の特別ツアーの案内が行われ、校友大会後も北海道・東北ブロックの連携をさらに深めていく旨が語られた。続いて、校友会事務局の古澤が登壇し、昨年の校友大会のお礼、各テーブルへ配布された未来人財育成基金チアカードへのご協力のお願いが述べられた。
その後、宮城県校友会の新校友・初参加会員の紹介があり、終始和やかな雰囲気のなか、卒学年、学部を超えての交流が活発に行われた。
懇親会の終盤では、立命館大学硬式野球部の部長である本郷真紹理事補佐より提供いただいた、東北楽天イーグルス辰己選手の直筆サインを景品とした、じゃんけん大会が開催され、会場は大いに盛り上がった。多くの校友が辰己選手のサインとともに記念撮影を行うなど、地元仙台で活躍する辰己選手への大きな期待が感じられる機会となった。
懇親会の終わりが近づく中、参加者全員で肩を組みながらグレーター立命を歌い、会場の盛り上がりは最高潮に。最後は、佐々木靖子副会長('76文)より閉会の挨拶が行われた。佐々木靖子副会長は学生時代に能学部に所属されており、閉会挨拶の後に、祝言にあたる能の謡が披露され、圧巻の謡に会場からは大きな拍手が贈られた。
一時会の盛り上がりそのままに、多くの校友が二次会へ参加し、懇親が深められた。
二次会の最後は、藤川行江・東日本大震災復興支援委員('69法)より締めの挨拶が行われ、閉会となった。
当日配布された校友会未来人財育成基金チアカードに対して、各校友の温かなご支援により、
合計20名、総額8万5千円のご寄付が1日で集められた。
なお、校友会事務局からは校友・父母課の古澤課員が参加した。