2019年7月20日(土)17時30分より、宮尾登美子の「陽暉楼」の舞台にもなった「得月楼」にて、「2019年度 高知県校友会総会・懇親会」が開催され、来賓・校友合わせて37名が出席した。
総会は、濱田眞理子氏('82文)が司会・進行を務めた。はじめに、平井雅章会長('67経済)が、「卒業して最初に校友会に参加したのが、この得月楼であったが、昔も今も若手の参加は多くない。この現状を改善していかなければならない。現役学生が、校友の支援による奨学金を受け、様々な分野で活躍しようとしている。今年は、校友会設立100周年の年でもあり、未来人財育成基金に更なる協力をお願いしたい」と挨拶された。
続いて、議事に入り、千蒲悦嗣事務局長('92経済)が議長となり、平井会長より「2018年度の活動報告」、「2019年度役員改選(案)」の議題が提案・審議され、また、山中健資監事('65経営)より監査報告があり、満場一致で、すべて承認された。
その後、大学を代表して上野隆三立命館副総長(立命館大学副学長)より、学園の現状、特にR2020からR2030への挑戦に向けての取り組み状況、学園のグローバル化の一つの到達点としての今春開設のグローバル教養学部等の状況について報告があった。そして、文化・スポーツを含め、様々な分野で活躍する学生を支えてくれている未来人財育成基金への校友会の取組みに対しての感謝と今後の更なる支援についてお願いがあった。
続いて、絈井憲校友会副会長より、校友会設立100周年を迎えるに当たって、これまでの校友会が学園の発展に果たしてきた役割、特に大学昇格の際、181名の校友が多額の寄付をしたことなどが紹介され、全員参加の活動が立命館の原点であり、組織の活性化、見直しをこれからも進め、多くの校友が集い、今後の100年も更なる発展を遂げたいと挨拶があった。
その後、祝電披露があり総会は閉会し、全員の写真撮影の後、懇親会となった。
懇親会は、澤近昌彦副会長('79経済)による乾杯で開宴となった。歴史を感じさせる会場では、終始和やかな交流がおこなわれた。宴もたけなわとなったところで、初参加及び去年参加していない校友が登壇し、自己アッピールがおこなわれ、会場は大いに盛り上がった。
その後、平井会長のリードのもと、全員で校歌・応援歌を肩組んで合唱し、最後に田中康雄(校友会事務局)による万歳三唱で締めとなり、来年度の再会を誓い、お開きとなった。