7月13日(土)16時から伊勢崎プリオパレスにおいて、立命館大学群馬県校友会が総会を開催し、来賓を含む30名が参加した。新潟県校友会から樋口会長、小野朋子副会長、渡邉幹事長が、栃木県校友会から江田幹事長、東京校友会から加藤副幹事長が参加し、北九州校友会の初村幹事長も応援に駆けつけた。
第1部の総会は、高橋一雅氏の司会で進行された。議事に先立ち、会則に基づく総会開催と役員選出について説明が行われ、新役員候補者を幹事会から推薦することについて提案があり、拍手で承認された。続いて、新役員候補者が推薦され、群馬県校友会の再スタートとなる新役員体制が参加者の大きな力強い拍手によって承認された。
会長 岩崎明('94法)副会長 高井郁郎('88経済) 幹事長 松田研('96産) 幹事 高橋一雅(理工)(会計担当)、金井三千代('91文)女性部設立準備担当、武田一臣('97法)地域交流会担当、深澤利弘('04政策)青年部設立準備担当
岩崎新会長から就任挨拶とともに、前回2016年度以降に総会を開催できなかった経緯について丁寧な説明があり、これまでに幹事有志が集まり、副会長を発起人として幹事会を開催し、今回の総会を開催する運びとなったこと、前年度までの活動と決算報告については会計の引き継ぎが完了した後に別途行うことが報告され、了承された。続いて2019年度の予算案と事業計画について説明があり、岩崎会長は寄付金を募り予算計画を立てている状況であるが、費用を捻出しながら皆さんが楽しめる会にしていきたいと述べた。事業計画については、総会開催の他、100周年記念オール立命館校友大会、近県の校友会総会への参加者の派遣、県内の各地域に根ざした交流会の開催計画について説明があり、満場一致の拍手で承認された。
続いて来賓挨拶があり、学園を代表して上田寛立命館専務理事より、新総長の選出、学園ビジョンR2020、選ばれる大学づくりに向けた学園の新たな挑戦について紹介があり、他大学には例を見ない校友会未来人財育成基金の取り組みに対する敬意と謝辞が述べられた。
小野副会長からは校友会活動ビジョンに基づく今後の校友会活動のあり方に関わって校友会設立からの100年の歩みを振り返りながら、大学と校友会との関係について紹介した。続いて未来人財育成基金の取り組みについて、基金は現役の学生を支援するための貯金、利息は大学のプレゼンスの向上と考え、日頃から学生の活躍を見届けながら継続して支えていくことを参加者に呼びかけた。
続いて、校友会未来人財育成基金募集推進特別委員を務める岩崎会長から未来人財育成基金の取り組みについて説明があり、チアカードによる協力を呼びかけたあと、同基金により支援した学生の一人である日野未奈子さんから活動報告が行われた。
日野さんは、愛媛県出身で産業社会学部を卒業し、現在、立命館大学社会学研究科に所属し、視覚障がい者ランナーの伴走者として活動している。2016年リオデジャネイロパラリンピックに唯一現役学生の競技パートナーとして出場し、2020年の東京パラリンピックの出場を目指して活動を行なっており、2018年12月に放送されたTBS系列テレビ番組「林先生が驚く初耳学」にも出演するなど活躍が注目されている。4年前に体育会女子陸上部に所属し、競技者から経験のない伴走者としてオリンピック出場を目指したきっかけ、自らの活動の3本柱としている、チームとしての世界への挑戦、講演・イベントによる情報発信、研究活動とともに、大学院修了後の進路と抱負について力強く語った。
第二部の懇親会は、第一部に引き続き高橋幹事が司会進行。新潟県校友会の小野朋子副会長の挨拶と乾杯の発声で懇親会が始まった。全ての時間が参加者どうしの懇親にあてられ、多くの参加者が最後まで各テーブルを動き回り、交流を楽しんでいた。最後は、校歌斉唱の後、高井郁郎副会長の挨拶と三本締めでお開きとなり、最後に全員で記念撮影を行った。
なお、校友会事務局からは安福が参加した。