第39回滋賀県校友会通常総会は、6月29日(土)にびわ湖大津プリンスホテルにて約200名が参加し開催された。
第1部の総会は、高津知仁事務局長('91法)の挨拶後、辻淳夫会長('65経済)がG20等の社会情勢と共に大学への熱い期待を述べられ開会した。来賓祝辞として、まず学校法人立命館の仲谷善雄総長が登壇し、BKCと情報理工学部の歴史に触れながら自己紹介を行い、SGDsや東京五輪そしてR2030等に積極的に取り組む学園の近況と将来展望を語った。続いて、絈井憲校友会副会長が校友会代表として、立命館大学発祥の歴史を踏まえながら改めて未来人財育成基金取り組みへのお願いと校友数で全国上位に位置する滋賀県校友会への謝辞と期待を述べられた。来賓紹介、祝電披露の後、総会議事となった。議長として福田弘幹事('82理工)が選任され、第1号議案から第3号議案まで、山本篤之監事('66経営)による監査報告も含め、福田幹事のスムーズな議事進行により全て承認された。最後に高津事務局長からチアカード(ポチ袋)を活用した校友会未来人財育成基金の呼びかけと東北復興支援の缶詰、そしてLINE登録へのお願い等を全体へ周知され閉会となった。
第2部の講演会は、前・日本放送協会大津放送局長の丘信行氏が「テレビのウラ側」という演題で、制作局のプログラム・ディレクターをされていた時の番組制作の経験を基に講演された。日常的に知ることのないテレビ制作現場の、まさに「ウラ側」を多く披露して頂き、一つひとつのお話しやシーン毎に参加者は固唾をのんで静まりかえったり、笑いがおきたり時間の経過を忘れる位の内容。もっと聞きたいとの声が多くあったが時間となり感動と感謝の拍手が鳴りやまない中、閉会となった。
第3部の懇親パーティーは、高津事務局長の司会進行により開催し、まず高橋祥二郎副会長('79経済)がSGDsは立命館大学の学園理念や憲章とも合致するもので今後も大学と共に積極的に取り組み滋賀県の活性化と校友会の発展に注力していく旨、挨拶をされ開会となった。乾杯発声は井上敏夫幹事('55法)が執り行い和やかな開宴となった。歓談中は参加者間の交流に加え、立命館大学応援団による日頃の応援風景を再現したファイトオンステージで盛り上がり、続いて応援団のリードによる校歌・応援歌斉唱で会場は一気に熱気で溢れ最高潮に達した。宴もたけなわとなったところで、柊勝次顧問('63法)による中締めでお開きとなった。
当日は、校友会設立100周年記念ロゴのミニフラッグによる撮影も行われた。
なお、大学代表の仲谷総長に加えて、びわこ・くさつキャンパスおよび立命館守山中学校・高等学校からの出席者は以下の通りである。
・田畑泉BKC地域連携室長、高山茂理工学部長、山下洋一情報理工学部長、菊池武司生命科学部長、松本朗経済学研究科長、荒木一視食マネジメント副学部長、藤田卓也薬学部副学部長、藤田聡スポーツ健康科学部副学部長
・出口昌良BKC事務局長、井上拓也BKC地域連携課長
・寺田佳司立命館守山中学校・高等学校校長
事務局として、立命館大学校友・父母課の布施亮介校友担当課長と曽谷直樹課長補佐が出席した。