2019年6月29日(土)13時より、一般社団 中央電気倶楽部において、立命館大学技術士会 第10回総会が開催され、来賓・校友あわせて約30名が参加した。
第1部の総会は、西村 敏幹事('S54年卒、理工)の司会で進行。
冒頭に、去る6月25日(火)にご逝去された児島 孝之先生(技術士会顧問)を偲んで全員で黙祷を捧げ、児島先生のご冥福をお祈りした。続いて、大森 秀高会長(''S50年卒、理工)より「当会は発足して10年、令和元年になって始めての総会となります。立命館大学卒の技術士合格者は昨年36名で全国13位、私学3位という実績を誇っています。10年を節目として、役員も若返りをはかり、さらに発展させていきたい。」と開会の挨拶が行われた。
その後、学校法人立命館 木田成也・総務部長より、今年1月から仲谷善雄新総長が就任され、知の見える化プロジェクト等に取り組んでいることや4月のグローバル教養学部の開設などに触れた上で、「ここまでの発展は、校友会、技術士会の皆様の母校ならびに在学生へのご支援の賜物です。今後、引き続きのご支援、ご協力をお願いします。」と、立命館学園への日頃のご支援に対する謝辞、学生の活躍や学園の近況報告が行われた。
議事では、大森 秀高会長が議長を務め、糸田川幹事長より、第9期(2018年度)活動報告ならびに決算報告及び監査報告、第10期(2019年度)事業計画案及び予算案、第10期役員人事等の各号議案について提案がなされ、いずれも満場一致にて承認された。役員人事において、次期会長には、土屋 光弘現副会長('S58卒、理工)が選出された。
その後、2018年度の技術士合格者紹介が行われ、最後に土屋 光弘副会長より、「発足より10年の節目を迎え、今後引き続き、立命館大学卒の技術士のプラットフォームとして活発な交流の場となるよう当会を発展させていきたい。」と閉会の挨拶が行われた。
続いて、特別講演会が開催され、2名の講師より講演が行われた。まずはじめに、エコ京都代表の池北賓氏より「チャルノブイリ原子力発電所および30km退避ゾーン内の現状」をテーマに講演が行われた。その後、立命館大学理工学部環境都市工学科 神子直之教授により、「紫外線を用いた水処理技術の現況と今後の展望」というテーマで講演が行われた。
第2部の交流懇親会では、第10期顧問に就任された糸田川廣志氏による乾杯の発声でスタートし、和やかに懇親が進められた。会の途中で、吉田順一郎幹事('S55年卒、理工)より、「2018年度大学技術士連絡協議会総会」の参加報告が行われ、各大学の技術士会の横の連携・交流、他大学の取組み状況などについて紹介があった。 また、新幹事の紹介が行われた。最後に西村敏幹事による中締めの挨拶により、閉会となった。