5月23日(木)から埼玉県戸田ボートコースにおいて行われた第97回全日本選手権大会ですが、26日(日)にはボート部OB会(吉田会長)や埼玉県校友会(小玉会長)をはじめ首都圏から多くの校友の方々が応援に駆けつけました。決勝で立命館大学ボート部は、女子舵手なしペア(高野・鈴木選手)が6連覇、軽量級女子舵手なしペア(伊関・木戸選手)は初優勝を飾りました。共に決勝でも危なげないレース運びでリードし、そのままゴール。女子エイトの出場は今回見送りましたが、快挙といえる連続優勝お立ち台は圧巻で大きな歓声に包まれました。男子は軽量級男子舵手なしペアが予選で苦戦したものの粘り強く挽回し決勝進出、酷暑がピークの時間帯の中で善戦しました。その精神力の強さは次回に活きる見事な戦いぶりといえます。
昨年10月に開催された同選手権ですが来年の東京五輪の関係で今年は5月に早まり、例年にない練習日程や調整となりましたが、日頃の練習とコーチの指導、そしてボート部OB会や埼玉県校友会を中心とした首都圏の多くの校友の方々の後押しにより最高の形で実を結びました。決勝の日、女子舵手なしペアが8時10分発艇する1時間前の蹴り出しには顔を見せる校友もいるなど、炎天下の中での終始絶え間ない熱い大声援は選手たちに大きなパワーを授けました。全日本大学選手権大会(インカレ)は9月5日(木)から4日間同コースで行われますが、校友の皆様の一層の応援を艇に乗せ、さらなる躍進が期待できます。