2019年5月19日(日)、大阪いばらきキャンパスにて、「+R校友会未来人財育成奨学金(成長支援)成果報告会」が開催された。
+R校友会未来人財育成奨学金(成長支援)とは、校友会未来人財育成基金の活用プランの一つで、2017年度に設けられた。『校友一人ひとりの「未来の立命館は私が創る」という想いを繋ぎ、校友の支援で後輩が育ち、後輩の成長が母校を発展させる』という校友会未来人財育成基金の理念に共感するとともに、立命館が目指す「Creating a Future Beyond Borders 自分を超える、未来をつくる」を体現し、様々な問題解決の前に立ちはだかる限界や制限を乗り越え、自らの可能性をひろげ、新たな価値を生み出す学生および大学院生を支援することを目的として設立された奨学金である。
本奨学金を担当しているBKC学生オフィスの司会進行により、まずは立命館大学学生部副部長の真田樹義スポーツ健康科学部教授が挨拶した。続いて来賓として、校友会未来人財育成基金募集推進特別委員会の林幸雄副会長/委員長('73産社)が紹介された。本奨学金受給学生による成果発表は、プレゼンテーション形式とポスターセッション形式の2部形式でおこなわれた。最後のクロージングとして林副会長が成果発表に対する講評やますますの活躍への期待を述べ、記念写真が撮影されて終了となった。
クロージングに先立ち、サプライズとして、過去に+R個人奨励奨学金を受給した林俊之介さん('16スポ健)から受給学生へのビデオメッセージが放映された。林さんは「モータースポーツを支えるトレーナーになること」の実現にむけて、在学中に奨学金の支援を受けながら活動し、卒業後にアメリカの大学院へ進学し、先日、念願のアメリカのアスレティックトレーナー試験に合格し、6月から鈴鹿サーキット近くのクリニックで働くこととなった。まさに校友会未来人財育成基金が夢の実現の後押しをしたこととなる。
成果報告会では、校友会設立100周年記念ロゴのミニフラッグによる撮影が行われた。
当日は事務局として校友・父母課から曽谷直樹課長補佐と堀井崇道課員が出席した。
校友の皆様に基金が後輩の学生たちへ役立てられていることを知っていただくため、ぜひ周知・広報をお願いいたします。循環型支援文化づくりのため、引き続きご協力をお願い申し上げます。