5月19日(日)16時より、ホテル日航奈良4階「飛天の間」において、奈良県北部校友会(立命若草会)が令和元年度総会を開催した(出席者116名)。
第1部は、猪奥美里氏(2006年院国際)が司会進行。西田晴彦副会長(1963年経済)の開会宣言の後、岩井將会長(1962年法)が挨拶を行った。挨拶で岩井会長は、母校について日本の大学の中でグローバル化を先頭に立って進めてきたこと、先見性があって今日の立命館があり、母校が発展することが我々の一番の励みであると語った。そして、松原教授の食マネジメント学部の講演を聴いて母校の発展を我々の糧にしていきたいと述べた。
続いて、食マネジメント学部の松原豊彦教授が登壇、「食マネジメント学部がめざすもの−世界をおいしく、おもしろく–」をテーマに、2018年4月に15番目の学部としてびわこ・くさつキャンパスに誕生した学部がめざすもの、その特色について紹介した。食分野で活躍する校友の話題にもふれ、「食」の学びは実践的であり、社会的ネットワークを拡げ、学生を育てていくために校友の皆さんの支援、協力をお願いしたいと呼びかけた。
講演会終了後は総会議事に入り、会務報告、各会活動報告、会計監査報告、新役員の選任が報告され、承認された。活動報告では、前日に開催された「立命文華会」公開講座について紹介があり、奈良大学文学部の上野誠教授による「万葉集と日本文化」〜白川静博士の偉業を視野に入れて〜をテーマとして講演が行われ、400名の参加者が集まり大盛況であったことが報告された。同講座は立命館大学奈良県北部校友会が奈良市生涯学習財団とともに主催する市民公開講座であり、これまでに34回開催されている。
第2部は、マンドリン演奏による校歌斉唱でスタート。演奏は「マンドリンアンサンブルまほろば」(立命館大学マンドリンクラブOB数名により1990年に奈良で発足)の校友メンバーと「立命館大学マンドリンクラブ」有志の学生の合同で行われた。参加者も懐かしい曲に合わせて合唱した。
演奏の後は、仲川げん奈良市長(1998年経済)の挨拶があり、母校の活躍を目にしない日はなく、励みになっている。全国、世界各地から母校を応援する先輩方とともに社会に出ていく若者を応援し、母校の躍進を支えていきたいと抱負を語った。続いて、西本安博安堵町町長(1970法)から乾杯のご発声があり、懇親会がスタート。懇親中は、生オケカラオケで多彩な曲が披露された。また、会場内には写真同好会による写真が飾られ、懇親会場に彩りを添えていた。
懇親会のフィナーレは、応援団、同チアリーダー部によるファイトオンステージが披露され、会場は大いに盛り上がり、山本昇生駒市副市長(1976年理工)の挨拶で中締めとなった。