2019年3月2日(土)11時30分より、Pizza Hut Semenyih(マレーシア・クアラルンプール郊外)において立命館大学マレーシア校友会総会が開催された。合せて、近畿大学校友会マレーシア支部と合同の留学生壮行会・親睦会が開催され、総勢66名が集った。(近畿大学校友会との合同開催は昨年に引続き2回目)
立命館関係者では、マレーシア校友会の校友10名、立命館大学サークル「STEP」に所属する学生約12名、来賓として立命館大学校友会 小野守通副会長(’69経営)、タイ王国校友会の加賀美長稔会長('76産社)、立命館大学校友会事務局から古澤・堀井が出席した。
11:30頃からはじまった総会は、細谷祐司会長('82理工)の司会で進行。
はじめに立命館大学校友会 小野守通副会長より、校友会設立100年に至る校友会のこれまでの歩み、とりわけ母校の大学昇格を支えた校友会発足の背景について紹介され、100周年記念オール立命館校友大会への参加が呼び掛けられた。その後、立命館大学マレーシア校友会の1年間の活動の振り返りと、現地のコミュニティ雑誌への広告掲載、校友会ホームページの活用、Facebookでの情報発信を通じた新規会員獲得の取組などが報告された。また、校友会事務局より新学部開設を控えた大学の現状等を報告した。
13:30頃より、立命館大学出身で現在、近畿大学准教授の安達 智史氏('02経済)により、「なぜマレーシア人女性はよく働き、よく家事をするのか:大学生のジェンダー意識の分析から」というテーマでの記念講演が行われた。性別や国民性ごとに異なるジェンダー意識について、その理由を歴史的な背景をもとに推察されており、出席者は皆、興味を持って聞き入っていた。
次にこの春より立命館大学・近畿大学へ留学予定の学生(マレーシア校友会 細谷会長が勤務されている学校の学生)の壮行会が開催された。壮行会では、立命館大学校友会 小野守通副会長より激励の言葉が贈られるとともに、記念品として立命館グッズが一人一人に贈呈された。
記念品贈呈後、立命館大学への留学生10名を代表し、代表学生が流暢な日本語で留学への決意と抱負を語り、会場全体から拍手が贈られた。壮行会後、昼食とお祈り時間を兼ねた休憩に入った。
14:30頃より親睦会企画として、景品をかけた抽選会が行われた。細谷会長の軽妙な司会に留学生を含め会場は笑いの渦につつまれた。
15:00頃、BKCから会場に駆けつけていたサークル団体「STEP」による日本文化にまつわるクイズ大会とSTEPの活動紹介が行われた。その後、今度は留学生から自身が現在研究している内容の発表が行われ、会場は大いに盛り上がった。
年に一度の海外研修も予定されている「STEP」の学生の希望により、今総会に来賓として出席されたタイ王国校友会の加賀美会長との交流も行われ、翌年以降の研修実施先の候補としてタイ王国も検討されることとなった。
最後に参加者全員での記念撮影が行われ、企画は無事に終了した。
同日、クアラルンプール市内、ジャパンクラブの日本食レストラン「日馬和里」にて二次会が開催され、事務局も含めて8名が集った。話題は現在のマレーシアの政情や、これからの留学制度のあり方、アセアン諸国の国を超えた交流についてなど多岐に渡り、二次会は夜22時頃まで大いに盛り上がった。
【 マレーシア校友会 連絡先:会長 細谷 祐司 】
メールアドレス ritsumy@gmail.com (立命館大学マレーシア校友会アドレス)