2019年2月3日(日)、奈良市内のホテル日航奈良にて「第2回立命館大学奈良県ファミリー会」が開催された。
まず、第一部「就活応援セミナー」では、82名の学生・父母が参加した。
就活応援セミナーは父母教育後援会からの期待もあり、立命館大学奈良県校友会が主催し昨年度から実施している企画であり、地元(奈良)での就職を検討している学生やその父母が奈良県で採用担当をしていた校友の採用する側の視点や奈良県の企業に就職された若手校友の就職活動の体験談を聞き、就職活動への不安の解消や就職活動のやり方を学ぶことを目的に開催している。
立命館大学奈良県校友会、絈井 憲会長('69 経済)による主催者挨拶から始まり、次に立命館大学キャリアセンター担当課長、杉町 宏氏による今年度の就職動向及び大学就活支援の状況について講演があった。講演では、就職活動におけるスケジュールや近年の就活の傾向についてお話があり、学生の方、父母の方が真剣に聞き入っていた。
次に、近年卒業され、奈良県庁、奈良市役所、南都銀行に就職された若手校友による就活体験報告があった。自身の就職活動のやり方や失敗談を時おり、笑いを交えながらざっくばらんに話されており、質疑応答では丁寧にご自身の考えを話されていた。
最後に採用側から見た今年の就活状況というテーマで昨年10月まで南都銀行の人事部にて副部長をされていた田中 敦氏('88 経営)による講演があった。エントリーシートの書き方や面接時に就活生のどんなところを見ているかなど、採用側からの貴重な話に父母の方、学生の方も非常に熱心に聞き入っておられた。
セミナー終了後、奈良県庁、奈良市役所、南都銀行に勤める若手校友がブースに分かれ、個別の就活相談会を行った。
参加者はそれぞれ関心のあるブースに行き、若手校友に向けて現在の仕事内容や就活時の体験について質問していた。
第二部立春懇親会では、第一部に参加していた父母・学生および奈良県校友会の校友が参加して124名で開催された。
奈良県校友会斉藤 剛幹事('57 法)のリードボーカルの校歌斉唱、奈良県校友会、絈井 憲会長の挨拶の後、来賓を代表して林幸雄副会長による挨拶があり、その後仲川 元庸奈良市市長(`98 経済)による乾杯の発声により、開宴となった。
その後、校友会未来人財育成奨学金を利用してベトナムに短期留学された石橋晶詠さん(4回生 経済)による成果発表が行われた。
成果発表では、留学時に実施したアンケート調査の発表や、留学後の自身の変化などが語られ、会場からは大きな拍手が送られた。
また、発表後に絈井 憲会長からお礼の言葉が述べられた。
また、歓談中に防災食「KINOBUYA PROJECT さんまの缶詰」の販売が行われた。販売開始直後から父母、校友問わず、長蛇の列ができる盛況ぶりで、わずか20分で約100缶が完売した。
最後に全員で応援歌の斉唱の後、奈良県校友会 石井 一良副会長('82 法)による大阪締めにより閉会となった。
なお、事務局として、村田陽一総務部次長、校友父母課より古澤秀晃課員、堀井崇道課員が出席した。