2019年1月19日(土)午後17時00分より、神戸市元町駅にある中華レストラン「香港茶楼」で2019年立命館大学中華校友会総会・新年会を盛大に開催した。遠路からわざと駆けつけてきた元留学生校友及び来賓を含む約40名の参加者が総会に出席した。中華校友会は「中華」にルーツを持つ校友同士が、立命館大学で学んだ学縁で結びつけ、大学の更なる発展と日中の民間交流に貢献する目的で設立した校友会です。
総会の第一部は中国人留学生学友会が制作したオープニング映像で幕を開き、事務局長の張楽氏(’06経営)が総会司会を務めた。始めに、逝去された元三江会館理事長の姜成生氏(’58文)の黙祷をささげた後、全員による校歌斉唱を行った。その後、華発城副会長(’57理工)より開会の挨拶を行った。華副会長は母校の育ちを感謝し、中華校友会三つの使命である「会員交流」、「母校支援」、「後輩援助」を改めて強調した。続いて来賓代表として、立命館大学ウリ同窓会の白吉雲会長(’83経済)より、これまで中華校友会との友好関係を説明し、これから校友会活動の連携期待を込めた挨拶があった。その後、同じく白会長より「ウリ同窓会の歴史、現状と課題について」の講演会を開いた。続いて、中華校友会の設立原点を振り返って、当時設立準備委員長の政策科学部周瑋生教授による講演会を開いた。周先生はこれまで中華校友会の設立経緯を説明しながら、中国の浙江大学校友会を事例として、校友会の目指すべき方向性を示した。講演会が終了した後、全員による集合写真撮影を行ってから、第二部の懇親会に向かった。
第二部では、同じく張楽氏の司会により進行され、開会の前には校友会本部事務局長の安福裕一郎(’93文)氏による大学近況報告があった。その後、立命館大学アジア太平洋大学初代学長の坂本和一氏による乾杯の発声で懇談が始まった。和やかなムードがいっぱいの会場に集まった様々な業界や世代の校友が、近況報告、情報交換などで交流を深めていた。そのうち生田グローバル(株)社長の喬彬氏(’09文)による「大学生グローバルベンチャーコンテストの取組について」の成果発表とJACリクルートのパン志達氏(’09国際関係)による「中日企業のM&Aと人材確保について」の発表がありました。世代や業界を超えて親睦を深め、懐かしい母校の思い出で更に結束を強めていく雰囲気で会は終盤に向かえ、総会会場を提供した簡国泰副会長(’57理工)による中締め挨拶の後、総会はお開きとなった。