2019年2月23日(土)、衣笠キャンパス諒友館にて平成最後の「全国都道府県校友会代表者会議」が開催され、全国の都道府県校友会から会長・事務担当者・女性・若手校友など約230名が参加した。開会に先立ち校歌斉唱が行われた後、村上健治校友会長(’70産社)より、校友会設立100周年を迎えるにあたり、更なる校友ネットワークの発展、母校・後輩支援の活性化を期する開会の挨拶が述べられた。
その後、事務局から資料に基づき、当日プログラム内容の説明、①都道府県校友会総会開催にあたっての事務連絡、②会報「りつめい」同封に関する運用、③校友情報抽出依頼、④校友情報提供のお願い、⑤校友会ホームページテンプレートおよびイベント申込管理フォーム、⑥校友会ホームページからの資料ダウンロード、⑦若手・女性校友参加促進のための補助制度、⑧立命館大学1日キャンパス(旧父母教育懇談会)アカデミック講演会および交流・質問会のご案内、⑨校友会設立100周年記念事業、⑩校友会活動ビジョン、について事務連絡および説明があった。
校友会活動ビジョンについては、事務局から策定に至る経緯、今後のビジョン浸透に向けた進め方について説明後、小野守通副会長('69経営)より、全国の都道府県校友会へビジョンに基づく行動の呼びかけが行われた。
その後、会場を上階に移して、「会長」、「事務局」、「女性・若手」の班ごとにグループワークが行われた。まず、「校友会活動ビジョンに基づく具体的な行動の検討(各校友会・個人)」と題して、校友会活動ビジョンの行動指針に合せて、各校友会、さらには一校友としての具体の行動案を検討、意見交換が行われた。参加者からは、前半のグループワークを通じて、校友会活動ビジョンについて自分ごととして考えを深めるきっかけになったと感想が寄せられた。
グループワーク終了後、コーヒーブレイクの時間に、2018年度+R校友会未来人財育成奨学金を受給した学生9名よる成果報告を実施。9会場に分かれて、学生それぞれが2回の成果報告を実施するなか、2回目の時間には、校友それぞれが関心のあるテーマを選ぶ形で実施された。校友それぞれがテーマを選ぶ形により、学生の成果報告終了後には、学生に対して多数の質問が校友から寄せられ各会場盛況となった。
コーヒーブレイク・学生成果報告を挟んだ後、グループワーク後半となり(前半と同じメンバー)、「校友会活動ビジョンに基づく未来の校友会事業(校友会全体)の検討」と題して、現在の校友会活動(全体)における課題、未来の校友会活動について活発な議論が展開された。
休憩を挟んだ後、福元寅典副会長(’72経済)と木村愛子常任幹事('79文)による、ユーモア溢れる司会のもと、情報交換会(懇親会)が開催。
会場内では、「KINOBUYA PROJECT」による防災食「さんまの缶詰」の販売ブース、校友会未来人財育成基金への募金コーナーが設けられ、全国から集まった校友からそれぞれ関心が寄せられていた。
はじめに仲谷善雄総長による来賓挨拶、続いて森島朋三理事長による校友への謝辞、乾杯の発声と共にスタートした。参加者は料理やドリンクを片手に会話を楽しみ、世代、職種を超えて交流が深められた。先の成果発表時に登壇した学生8名も情報交換会へ参加し、各テーブルで校友との懇親が深められた。会には、日本に一時帰国された立命館大学バンクーバー校友会の向井彰会長('70産社)も出席され、世代や国を超えての交流が行われた。会の途中には、様々な校友会と村上健治会長、森島朋三理事長、仲谷善雄総長との写真撮影や、法学部同窓会による総会参加への呼びかけが行われるなど、年に一度の代表者会議に相応しい賑やかな展開となった。
終盤には、「100周年記念 オール立命館校友大会」実行委員より一言ずつ100周年記念大会への抱負が語られ、各校友へ広く参加が呼び掛けられた。宴もたけなわの頃合いに、大阪校友会副幹事長の山本慎也氏('10法)の力強いリードによる応援歌の合唱が行われた後、小野守通副会長('69経営)による中締めの挨拶のもと、盛況の内に閉会となった。